「豆知識」カテゴリーアーカイブ

寝込んでおかゆばっかり飽きた方へ。おかゆに溶き卵をかけ、ひと煮立ち。アレンジ方法紹介します。

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風邪をひいて何も食べたくない時、お粥なら食べれることがありますね。
柔らかくて消化がいいし、水分がとれる。おなかの底から暖かくなって、発汗作用もあるらしい。
昔からの日本人の知恵はすごいなあ。

すぐに食べたい時は、炊いたご飯を鍋に入れて、たっぷり水を入れてくつくつ炊きます。吹きこぼれないように気をつけます。この作り方だと、10分ほどで完成。

でも、お米の粒がぐちゃぐちゃに潰れてしまいます。もしかしたら、見た目は悪いけど消化はいいかもしれない。
きれいに粒がそろっていてしかも柔らかいお粥が炊きたかったら、炊飯器で炊くことをお勧め!!もちろん40分~50分と時間はかかってしまうけど、きれいなお粥が出来ます。
もちろんお粥が炊ける炊飯器を使わないとだめですよ。

熱が下がって少し元気が出てきたら、炊きあがったおかゆに溶き卵をかけ、ひと煮立ちさせます。
そこにたっぷりの鰹節をふわっと。
そして醤油をたらっとかけて食べれば、たんぱく質もとれて元気が出ますよ。

この醤油、出し醤油ならもっとおいしい。さらに元気になってきたら、三つ葉を散らしたり鶏肉を入れたりすると普段でも食べたい一品になるかも!飲み会続きのお父さんに、黙ってさっと出したら株が上がるかもね。

こんな飯は?

横浜家系ラーメンの発祥は吉村家。特徴をまとめてみました。食べたことのない人は是非1回チャレンジを。

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日本全国、ご当地ラーメンと言われるものはたくさんありますが、その中でも急速に全国に広がりを見せているのが、横浜の家系ラーメンと言えるでしょう。

家系ラーメンは、現在横浜駅近くにある吉村家がルーツと言われ、実際に元祖を名乗っているようですが、その後、たくさんの弟子が独立して横浜市内に多数の家系ラーメン店が増えていき、ここ最近では、横浜市内にとどまらず、東京都内や千葉、埼玉、茨城にも店がどんどん開店し、全国レベルでも、横浜家系を名乗るラーメンが各地にできるようになってきました。

特徴としては、豚骨醤油のスープに固めの太麺が入り、チャーシューとほうれん草とのりが3枚というのが定番で、中には壱六家系ともいわれる部類の家系の店では、うずらの卵が入る店もあります。
麺については固め、ふつう、柔らかめから選べ、スープについても味の濃さ(濃い・ふつう・薄め)、脂の量(多い・ふつう・少な目)が選べるのがほとんどで、卓上の調味料もニンニクやショウガなど多数置いてあり、自由に入れることができるようになっていて、自分好みの味に調整できるようになっています。

最近の横浜家系ラーメンの広がりは、単に豚骨醤油でこってりとしたラーメンというばかりでなく、自分好みの味に調節できるという安心感も加わり、次第に広がって行ったのではないかと思います。中にはチェーン展開を見せる店も現れつつあり、今後もおそらく家系ラーメンは各地に裾野を広げていくことは間違いないと思われます。

こんな飯は?

ジンギスカンの発祥と歴史。ジンギスカン専用のタレは、北海道の中では略して「ジンタレ」と呼ぶ。

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ジンギスカン(成吉思汗)は、主にラムやさまざまな野菜を使って焼く北海道のソウルフードです。
もともとの由来は、モンゴル帝国のチンギス・ハーンが食していたと言われていますが、真相は定かではありません。
北海道にてジンギスカンが一般的になったのは、第二次世界大戦後であるとされており、1946年に最初のお店が札幌にできました。

ジンギスカンの食べ方にはいろいろあります。
一般的には中央部分が盛り上がっているジンギスカン鍋が用いられますが、一般家庭ではホットプレートを使うこともあります。
お店で食べる場合は生肉が多く、その際の食べ方はラードを鍋に引いてからもやし・玉ねぎ・ピーマンといった野菜を全体に広げておき、その上にスライスされた羊肉を野菜を乗せて蒸すように焼いてから、ジンギスカン専用のタレに付けて食します。

家庭で食べる場合は味付け肉を使うことも多いです。その際は鍋の盛り上がった部分に肉を置き、低くなった外周部に野菜を敷き詰めて焼きます。上部から肉のタレが野菜に垂れるので、野菜に味がついて美味しくなります。その後、残った外周部のタレを使用してうどんを作ると一層楽しめると思います。

ジンギスカン専用のタレは、北海道の中では略して「ジンタレ」などとも呼ばれます。
醤油ベースと味噌ベースのものがありますが醤油ベースの方がより好まれる傾向にあります。

ラム肉が苦手という方もいらっしゃるかもしれませんが、おいしい食べ方で是非楽しんでいただきたいと思います。

こんな飯は?

仙台駅に行けばお腹が出てくる!?案外高い牛タンのカロリー。でも栄養価も高いのよ。

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牛タン。
あのこりこり感とジューシー感に虜になっている人は多いはず。
牛タンはもちろんウシさんの舌で、タンという単語は英語のtongueに由来するのはご存じのとおり。

カルビやロース、ウシさんには他にもいろいろな部位がありますが、
実は結構カロリーが高いんですよ。
カルビなどに比べれば半分程度なのですが、赤見に比べると倍くらい。
ロースよりちょっと少ないくらいですね。
ちなみに、特に根元の方が高カロリー。
100gを食べるとその日の必要脂質の約50%が摂取できてしまいます。

栄養分の話になったので1点。
タンから特に摂取できるのがビタミンB12です。
なんと100g食べると一日の2.5倍程度が摂取できてしまいます。
このビタミンB12はうつ病予防、脳梗塞、目の疲れ、痴呆などに聞きます。
また、集中力をあげるのにこのB12は効果があるそう。
食べすぎはよくありませんが、食べてもただ太るだけじゃなくて効能はありそうですね。

そんな牛タンは日本ではウシさんのいらない部分として安く提供され一般的に食されております。
これは第二次世界大戦後に牛肉を大量に消費する米軍が残した牛タンを活用するために、
仙台の居酒屋「太助」の初代・佐野氏が牛タン焼専門店を開店したのがその発祥です。
外食文化が受け入れられるに従い、牛タン発祥の仙台の特産メニューになりました。
単に畜産業が活発だから、というわけではないんですね。
ちなみに、現在は1991年の牛肉輸入自由化と広く安価に提供するために、国内の牛タンのほとんどは輸入品なのが現状です。

アメリカとの関係が悪くなると牛タンが食べられなくなる可能性もあります。
沖縄基地の問題とか、おやーあやしいかなー??と思ったら、一旦牛タンを食べに行きましょう。
まぁそんなに直結はしないでしょーな。。

ではまた。

こんな飯は?