ジンギスカンの発祥と歴史。ジンギスカン専用のタレは、北海道の中では略して「ジンタレ」と呼ぶ。

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ジンギスカン(成吉思汗)は、主にラムやさまざまな野菜を使って焼く北海道のソウルフードです。
もともとの由来は、モンゴル帝国のチンギス・ハーンが食していたと言われていますが、真相は定かではありません。
北海道にてジンギスカンが一般的になったのは、第二次世界大戦後であるとされており、1946年に最初のお店が札幌にできました。

ジンギスカンの食べ方にはいろいろあります。
一般的には中央部分が盛り上がっているジンギスカン鍋が用いられますが、一般家庭ではホットプレートを使うこともあります。
お店で食べる場合は生肉が多く、その際の食べ方はラードを鍋に引いてからもやし・玉ねぎ・ピーマンといった野菜を全体に広げておき、その上にスライスされた羊肉を野菜を乗せて蒸すように焼いてから、ジンギスカン専用のタレに付けて食します。

家庭で食べる場合は味付け肉を使うことも多いです。その際は鍋の盛り上がった部分に肉を置き、低くなった外周部に野菜を敷き詰めて焼きます。上部から肉のタレが野菜に垂れるので、野菜に味がついて美味しくなります。その後、残った外周部のタレを使用してうどんを作ると一層楽しめると思います。

ジンギスカン専用のタレは、北海道の中では略して「ジンタレ」などとも呼ばれます。
醤油ベースと味噌ベースのものがありますが醤油ベースの方がより好まれる傾向にあります。

ラム肉が苦手という方もいらっしゃるかもしれませんが、おいしい食べ方で是非楽しんでいただきたいと思います。

こんな飯は?