「鍋」カテゴリーアーカイブ

アイラブ中華のサンラータン。酸っぱいとか辛いとか、そのくせ卵はふわふわだとか。口の中が幸せなのです。

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寒い日にはサンラータン。
疲れた日にもサンラータン。
美味いもんだよサンラータン。
ということで、すっぱうまいものに目がない私、
今回はサンラータンにロックオンします。

サンラータンには色々な呼び方があります。
サンラータンだったり、スーラータンだったり。
麺が入っている場合は、サンラータンメンになりますね。
発音を本格的にすれば、シュァンラータンになります。
こいつらは本場中国では四川や湖南の代表料理です。
中国では南の方にこのすっぱい系料理が多い気がします。

その作り方は結構簡単で、
①具を煮込む
②調味料を入れる
③片栗と溶き卵を入れる
④火を止め酢を加える
で終了。
スープかつ中華料理ですからね、ざっくりと早く出来るようになっているのでしょう。
とはいえ、③が難しそう。
何よりここの加減であのとろみと卵のふわふわ感が決まりますもんね。
ぜひともおうちで格闘してみてください。私はしてみます。

そうそう、サンラータンのラーメンはサンラータンメンと言いました。
このメン=麺について、小麦粉の場合はサンラータンメン、
米粉などの場合はサンラータンフンといいます(そんな料理ないかもですが)。
つまり中国語では、小麦粉を「麺」といい、米粉など他の粉全般を「粉」というのです。

ということで、小麦アレルギーの方。
中国で飲んだくれてすっぱい麺料理でどーしてもしめたいときには、
フーユェン!サンラータンフン!イーガー!と叫んでくださいませ。
なお、通じるか通じないかはあなたしだい・・!
(そもそもメニューになかったらごめんなさい)

ではまた。

こんな飯は?

高級しゃぶしゃぶ。銀座『瓢喜』が絶品。まさに日本料理です。それぞれの肉に専用たれを用意してくれる。

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東銀座にある『瓢喜』では出汁しゃぶが有名です。
こちらの出汁しゃぶはかつお節や昆布などで丁寧作られた和風のつけ出汁と豚肉や牛肉、旬の食材をしゃぶしゃぶするものです。
普段食べるしゃぶしゃぶよりも上品で高級感があり、日本料理という名にふさわしいお料理です。

こちらのお店はもともと京都にありますので、使っている食材も近畿のものがあります。
例えば近江牛です。近江牛は関西を代表する滋賀県産のお肉です。三大和牛のひとつとされている貴重なお肉です。
そのお肉をしゃぶしゃぶに贅沢に使用するのですが、牛には牛に合う、豚には豚に合う、つけだれを用意してくださいます。
近江牛のみならず、薄く切られた豚バラ肉も大変美味です。豚肉を白金豚にすることもできます。

しゃぶしゃぶはお肉だけでなく、お野菜もこだわりたいところです。こちらのお店では京野菜を用意してくれます。
おネギやしいたけなどのきのこ類は香りがよく、出汁にとても合います。

お肉の旨味とお野菜の旨味がまざった最高の出汁で最後に行うのがしめの一品です。こちらではお蕎麦がでます。お蕎麦をゆがき、香りのよいおつゆで食べると、満足感はたまらなくあります。

しゃぶしゃぶといえば、豚と野菜をしゃぶしゃぶして、最後にしめでうどんやおじやというイメージがありますが、そのような概念を覆すお店です。普段食べるしゃぶしゃぶとは別に楽しめる高級なしゃぶしゃぶです。

料金は一人1万円ほどしますが、自宅ではできない出汁を使用したしゃぶしゃぶは食べる価値ありです。

こんな飯は?

蒲鉾だけじゃない!小田原おでんはいかが?定番から変わり種まで様々な具があります。

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小田原の名産と言えば「蒲鉾」を思い浮かべる方が多いでしょう。
その各蒲鉾店自慢のねたの味が楽しめるおでんのお店があります。また、おでん屋さんの元気なイメージとは少し違い、落ち着いていておしゃれな雰囲気の大人のお店です。
開店して以来何度か足を運んでいますが、常にどのようにしたら更にお客さんにおでんの味を堪能してもらえるのかを追求し、お店の雰囲気からメニューまで考えていらっしゃるのが伝わってきます。

そのお店は、「小田原おでん・本店」、小田原市浜町にあります。
元々は茶室を使っていた建物を改築しているため、入り口から和風なたたずまいです。

季節の野菜から、こんにゃく、つみれ、ちくわなどの定番のおでん、チーズロールキャベツなどのちょっとメニューをみるとびっくりしますが食べると絶品の品もあります。一品から選ぶこともできれば、おまかせ3品(500円)、5品(800円)、コースメニュー(2700円〜)なども注目です。他にも蒲鉾食べ比べ、お茶漬けや押し寿司もあります。

ランチで楽しみたい場合は、1200円からお茶漬けランチはいかがでしょうか。おでんはもちろんデザートまでついていて、ほっこり身体が温まるメニューです。
夜ならお酒も一緒に楽しめます。

お店の中は、カウンターでおでん種をみながら食べるのも良し、テーブル席で食べるのも良しですが、少人数ならステラと呼ばれるガラスで囲まれた部屋でゆったりするのも素敵です。また、奥にあるお茶室ではなんと、前日までに予約すればお会席料理が楽しめるんです。

ちょっと落ち着いた空間で、美味しいお料理と楽しい会話を楽しむひとときを過ごしたい方には是非オススメのお店と味です。

こんな飯は?

美味しいパエリアはバレンシアで。他のものと作り方が全然違う。香りもさわやか。

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スペイン料理というとパエリアが有名です。
パエリアはスペイン風の炊き込みご飯といった感じ。
でも、大量の油で材料をしっかり炒めてから煮込むので、けっこうボリュームがあります。

美味しいパエリアを食べるなら、本場のバレンシア地方がおすすめです。
バレンシアはお米の産地で品種が豊富。
中でも、パエリアには水分を吸いにくい固めのお米が使われます。

バレンシアの人曰く、「パエリアはバレンシアで作らなければパエリアではない」。
パエリアはバレンシアの硬水が味をよくすると言います。
また、一般的に使われる材料もこの地方でとれる野菜がメインです。
特に人気なのは、大きなインゲンのような野菜と白くホクホクとした豆。
お肉は豚や鶏が好まれますが、ウサギもよく使われます。
仕上げにローズマリーをたっぷり乗せるので、香りもさわやかです。

日本の人から「スペインで食べたパエリアは、米に芯が残っていて美味しくなかった」という話をよく聞きますが、これはお店が悪かったのでしょうね。
いくらパエリアは固めに仕上げた方が美味しいと言っても、芯のある米はさすがに嫌います。
それに、レストランで食べるパエリアには当たり外れが多く、バレンシア以外の地方だとおいしいパエリアに出会うのは難しいと言われています。
パエリアを食べるなら、ぜひ本場のバレンシアで!

こんな飯は?