美味しいパエリアはバレンシアで。他のものと作り方が全然違う。香りもさわやか。

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スペイン料理というとパエリアが有名です。
パエリアはスペイン風の炊き込みご飯といった感じ。
でも、大量の油で材料をしっかり炒めてから煮込むので、けっこうボリュームがあります。

美味しいパエリアを食べるなら、本場のバレンシア地方がおすすめです。
バレンシアはお米の産地で品種が豊富。
中でも、パエリアには水分を吸いにくい固めのお米が使われます。

バレンシアの人曰く、「パエリアはバレンシアで作らなければパエリアではない」。
パエリアはバレンシアの硬水が味をよくすると言います。
また、一般的に使われる材料もこの地方でとれる野菜がメインです。
特に人気なのは、大きなインゲンのような野菜と白くホクホクとした豆。
お肉は豚や鶏が好まれますが、ウサギもよく使われます。
仕上げにローズマリーをたっぷり乗せるので、香りもさわやかです。

日本の人から「スペインで食べたパエリアは、米に芯が残っていて美味しくなかった」という話をよく聞きますが、これはお店が悪かったのでしょうね。
いくらパエリアは固めに仕上げた方が美味しいと言っても、芯のある米はさすがに嫌います。
それに、レストランで食べるパエリアには当たり外れが多く、バレンシア以外の地方だとおいしいパエリアに出会うのは難しいと言われています。
パエリアを食べるなら、ぜひ本場のバレンシアで!

こんな飯は?