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名古屋名物ひつまぶしの食べ方と豆知識。うなぎの焼き方も乗せ方もちょっと違うんです。

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名古屋名物の一つでもあるひつまぶしは鰻の蒲焼を細かく刻んでご飯に混ぜて食べる料理です。
名古屋で有名な「あつた蓬莱軒」のひつまぶしは、薬味、出汁、吸い物、香の物付で3600円です。
土日ともなれば観光客も含め多くの人で行列ができるほどです。

ひつまぶしの語源だが「おひつのご飯に鰻の蒲焼をまぶす」という説があります。蒲焼といえば関東風は蒸してあるのが中心ですが、ひつまぶしは焦げ目ができるほどしっかりと香ばしく焼かれた鰻に奄美の強い濃い目のタレが絡められています。

普通の鰻丼と違い食べ方も独特です。まず、香ばしくタレ焼きされた鰻がのったおひつが提供されます。
このおひつに入った鰻丼ですが、見た目にもたっぷりと鰻がのっていますが、さらに鰻とご飯が2層になっていて、ご飯の中にも鰻が隠れているのです。

最初に、おひつに盛られたものを4等分に分けます。一膳目はそのまま食べて鰻の味を楽しみます。
二膳目は海苔、ねぎ、わさびなどの薬味を加えて味にアクセントを加えて食べます。三膳目は出汁を加えてお茶漬けにしてさらさらと食べます。
そして、最後の一膳は自分の好きな食べ方をするのが一般的である。人によって最後の一膳の食べ方はバラバラでしょうが、私は二膳目の薬味を加えたものが好きなので、だいたい最後はそのパターンで食べています。

こんな飯は?

ユッケ、ユッケ、焼き肉、ユッケ。規制が何のその。壁を乗り越えた時に人間は成長するもんです。

BYyA-GfCYAAiMl2今回はユッケ。
生の肉を食べる機会は中々無いですが、
パンピーもおいしく安く生肉を食べられる。
それはユッケのおかげでした。

しかし焼き肉やえびすでの集団食中毒をきっかけにした法令強化により、
お店でユッケさんを見つけることが中々出来なくなりました。

具体的には、2011年10月より厚労省が生食用の肉に対して表面加熱(殺菌)の義務を課しております。
この規制はユッケ、たたきなどの生食用の肉に対して、
表面から1cm以上の内部を60℃以上で2分間以上加熱することを義務としています。
これを実現するためには80℃以上の熱で表面を熱する必要があり、
そこから表面だけを切り取ってお客さんにはユッケとして出すことになります。
これはお店にとってはコストアップ&調理方法の再検討となり、大打撃。
また、厚労省の調査により流通する肉の内、
実に90%を超える肉がこの基準を満たしていなかったことも有り仕入れが難航、
以前の様にかるーくユッケを出すことが難しいお店が続出し、
一気にレア料理化したわけです。

じゃあもう永遠にユッケは食べられないのか?
と言えば、そんなことは無いようです。
「認定生食用取扱業者」をおいているお店であれば上記加工が可能となります。
そのため、お店でだそうとするならば、
①認定を受けた者をおく卸業者からユッケ用肉を購入する
②認定を受けた者をおいてお店で調理する
の二つのパターンが考えられます。
しかし、①はどうしても加工費に上乗せがかかり仕入れ値が高くなってしまうので、
②によってお店で調理をして出すことなります。

ということで、いくつかそんなお店があったのでご紹介をば。
まんぷく 恵比寿店
星遊山 新橋店
銀座 武蔵別邸 巌流島
代表的なお店ですが、今でもユッケは食べられる。

あとは海外にならもちろん国内法令の範囲外ですから、
日本焼き肉レストランで出しているところがあれば食べ放題です。

レバ刺し(牛)さんはもう食べられなくなって1.5年程度経ちます。

食中毒は怖いけど、何を今更?と思ってしまうのは僕だけでしょうか。
なんかまじめ文やな・・・。

ではまた。

こんな飯は?

いまや一般的になってきたそばめし。長田界隈のそばめしがおすすめ。ホルモンとソースが特徴。

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いまやそばめしというのが割と一般的な食べ物になってきたかもしれませんが、15年ぐらい前にそばめしがはやり出したころは「そばめしってなんだ?」ということを思われた人も多いかと思います。知らない方も多いかもしれませんが、そばめしは神戸発の食べ物だと言われています。

その数あるそばめしのなかでも私が特にこだわりをもっておすすめしたいのは、神戸の西の方、長田界隈で売られているそばめしです。ここの特徴は大きく2つ。
ホルモンとソースです。ホルモンに関しては味もにおいも少し癖があり、苦手な方もいらっしゃるかと思いますが、ビールのあてとしてはなかなかによいです。そばめしだけでなくお好み焼きや焼きそばなどとの相性もかなりいいです。

次にソースですが、「ばらソース」というソースをご存知でしょうか。長田の地ソース(地ビールみたいで、そのような言葉があるかちょっとわかりませんが)、として長田界隈では有名なソースです。神戸ではばらソース以外にもオリバーソースなど様々なソースがあり、いわゆる「ソースにうるさい土地柄」と言えるのではないでしょうか。

上記2つの「ホルモン」「ソース」にこだわったそばめしというのは関西をよくうろうろする私も見たことがあまりなく、さらにホルモンそばめし「350円(!)」というB級グルメの王道的な価格設定も含め、ぜひともさまざまな方に味わっていただきたいと思う次第です。

こんな飯は?

世界のお寿司事情。メキシコ人が自慢げに「日本食レストランに行ったことがあるよ。あのバナナロールは最高だね」と言ってきた。

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無形文化遺産に選ばれた日本食は海外でも高い評価を受けています。
その中でも、海外に渡ってから歴史も長く、絶大な人気を誇る食べ物が「お寿司」です。
お寿司は、世界各地で愛されていて、その国ならではのオリジナル寿司がたくさんあります。
中には、その国のオリジナル寿司なのに、日本発祥の「純日本食」で日本でも当然愛されていると信じている人もたくさんいます。

その中で、有名なのが、「カリフォルニアロール」です。
「カリフォルニアロール」はアボカドを巻き寿司に入れたアメリカで考案された食べ物です。
今は、日本国内でも食べることが出来ると聞きますが、私は日本国内で「カリフォルニアロール」を見たことがありません。

北米のおすし屋さんはたくさん行きましたが、どのお店にも「カリフォルニアロール」は存在し、巻き寿司の定番です。
おそらく日本の感覚で考えると「かっぱ巻き」のような存在です。
北米の人たちに、「カリフォルニアロール」は日本では定番ではないし、知らない人が多いこと伝えると、いつも驚かれます。

メキシコ人が自慢げに「日本食レストランに行ったことがあるよ。あのバナナロールは最高だね」と言われたことがあります。 
(海外では、巻き寿司のことを「○○ロール」と言います)

私はとても驚いて、どういうお寿司なのかたずねると、海苔の上に寿司飯を敷き、その上にバナナを載せて巻く。
出来上がったバナナロールはしょうゆにつけて食べると言われました。
日本には絶対ない食べ方で日本食ではないことを伝えると、とても驚いていました。
この「バナナロール」メキシコに行った時に食べてみました。バナナは、黄色いバナナでは無く、
まだ青い状態のバナナを使っているようで、想像よりずっとおいしく頂きました。
世界には、まだまだたくさんのオリジナル寿司が存在し、色々調べてみると面白いと思います。

こんな飯は?