ガトーショコラ。
それはフランスのお菓子。
このお菓子にも長い歴史があるということ、ご存知ですか?
ガトーショコラはフランスの伝統のあるお菓子で、
日本で言えばお団子やまんじゅうのようなもの。
ガトーは焼き菓子の意味であり、つまりはチョコレートの焼き菓子。
そう、日本人が良く口にするあのガトーショコラだけがガトーショコラではないんです。
だからオペラというケーキも、広い意味で言えばガトーショコラに入ります(生地焼いてます)。
そんなフランスでチョコレートケーキが食べられ始めたのは1700年代。
今もそうですが、チョコレートの原料であるカカオはアフリカの飲み物。
そう、カカオは元々飲み物なんです。
で、1500年代にヨーロッパに伝えられた後も、200年近くは主に飲み物や飲み薬として親しまれていました。
1700年代に食べられ始めたと言いましたが、
この頃の記録がなんとしっかりと残っております。
最も古いレシピはチョコレートトルテ。
その後、その風味をお菓子に活かす事が広まり、
世界中で様々なチョコレートケーキが編み出されていきます。
ところで、原料のカカオ。
アフリカではBC2000年頃から育てられていたと言われています。
また、ヨーロッパに伝わる前は貨幣として流通していたそう。
これはチーズなどとも似ていますね。
何はともあれ最初はガトーショコラも受け入れられづらいものだったかもしれません。
その時代と価値観でモノ自体の価値と使われ方は常に変わるもの。
もしや今目の前にある新しいモノは、いつかスタンダードになるかも。
10年後は?50年後は?
そう考えると人生死ぬまで楽しめる気がします。
ではまた。
こんな飯は?
2月14、15日に関東地方は記録的な大雪に見舞われました。交通網はストップ、車は動かなくなりました。スーパーは車で行かないと遠いため買い物が困難になりました。そこで交通網復帰まで、家にある材料でおいしく過ごす食べ物について挙げていきます。
実際に食べたメニューは、中華丼、もんじゃ焼き、ピザでした。
これらのメニューは、自宅のあり合わせの食材を好きなだけ入れればよいところです。野菜をストックしておいたので、好きな種類の野菜を食べられそうな量で作りました。複数の食材を入れればボリュームもあり野菜を食べられるのが良いです。
雪の中、重い米を歩いて買いに行くのは困難です。米の残りが気になる時は小麦粉の出番です。もんじゃ焼のいいところは、お好み焼きと比べて小麦粉の量が少なくてすみます。もんじゃ焼パーティしたら体が温まりました。また、安上がりで外食気分になり気持ちが盛り上がりました。
ピザを食べたくなりました。ピザは宅配だと高価です。この雪では道も通れず宅配も困難な状態です。ピザを生地から作って、好きな具材を合わせました。手作りなら出来たての温かい状態で食べられるのでおいしくいただきました。
自分で作ると時間は多少かかりますが、この雪の中無理して外食に出掛けるよりは早くておいしく、しかも安価で良いと思いました。反省としては油と塩分を使った料理ばかりになってしまったので、高カロリーになってしまいました。今度は低カロリー料理を作るよう頑張りたいと思います。
こんな飯は?
寒い季節になると食べたくなるおでん。
最近では、おでんは家の食卓で鍋を囲むものではなく、コンビ二で買って食べるという人も多くなっているようである。
このおでん、漢字に直すと御田であり、最初は豆腐田楽のことを指したそうだ。それが江戸時代ごろになると煮込むタイプの料理が出てきて、今の味噌をつけない「関東炊き」と言われる形へと変化していった。みそのかわりに辛子をつけて食べる場合もある。
おでんの具と言えば、大根、卵、こんにゃく、ちくわなどがスタンダードで、手をかけて牛すじ、餅きんちゃく、タコなどを入れる。だしは昆布や鰹節だが、練り物や肉等からでたエキスでさらに深い味わいへと変化していく。
そして、おでんは日々進化しており、洋風化も進んでいるようである。
コンビニでも売られているロールキャベツ、ウインナーの他にもトマトおでんなるレシピも生まれている。
こうなってくると、ポトフとの違いが分からなくなってくるが、だしのたっぷり染みた大根はおでんならではの特徴とも言える。
コンビニのサイトでおでんのメニューを見てみると実に沢山の具材が販売されていることが分かったが、よく見ると、販売地域が具材によって細かく分かれており、地域性が強く表れる料理であることが分かった。
中国、九州地方のみの練り物のてんぷらや、関東のちくわぶ等が代表例と言える。
冬の旅行に行った時には、近くのコンビニでおでんの中身を覗いてみるのも面白いかもしれない。
簡単で、誰でも作れるが奥が深い。そんなおでんは今日も日本全国で大勢の人に食べられているのだろう。
こんな飯は?
今や焼き肉の定番となったハラミ。
とーってもおいしいので、焼き肉屋さんにいくと必ず頼んでしまいます。
脂が乗っているのに決してしつこくなく、柔らかいお肉、ハラミ。
焼きすぎないように半分レアな焼き具合でタレをつけて口に頬張れば、思わず笑顔がこぼれてしまうおいしさです。
うーん、最高ですね。
ところでこのハラミ、どこのお肉かご存知ですか?
今や大人気となっているのでご存知の方も多いかもしれませんね。
はい、横隔膜です。
横隔膜という部位なので、どこから見てもお肉な感じなのに、内臓肉に分類されることもあるそうです。
横隔膜は呼吸をするたびに動く筋肉。
あの絶妙な脂ののり具合、そして柔らかさは、動きのある部位だからこそなのかもしれません。
ハラミが焼き肉屋さんの定番になったのは、意外と最近。
ここ10年ほどでしょうか。
ちなみにこのハラミ、道産子にとっては長年なじみのあるお肉であり、なじみのない聞き慣れない肉です。
どういうことかというと、北海道では、ハラミはサガリという名で呼ばれていて、
かなり昔から焼き肉の定番として人気があるお肉だったんです。
ハラミの名の由来は、その名の通り腹の身(肉)ということから。
そしてサガリの名の由来は、お腹の部分に下がっている部位(横隔膜)ということからです。
ですから、東京などで焼き肉屋に道民が行くと、大好きなサガリがないのに衝撃を受け、
そしてハラミという名の謎の肉に疑問を抱き、
サガリは道外ではハラミと呼ばれるという事実に再び衝撃を受けることになります。
でも、呼ばれ方は違ってもおいしいお肉には変わりない。
やっぱり、ハラミは最高です。
こんな飯は?
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