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おいしいチャーハンの作り方。コツをいくつかご紹介します。パラパラにする裏技は?

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チャーハンは、休日のお昼、お母さんが作ってくれるメニューでは鉄板です。残り物でも作れるので、節約にもなるし、短時間でできる。
ところが、この料理ほど「料理上手」と「料理下手」を分ける料理はないのです。オムライスなんかもそうなんですが、普段から料理していない人や、料理が苦手な人が作るチャーハンは、一応は食べられても決しておいしくはない。ところが、料理上手な人が作ると、どんなに適当な材料で作ってもおいしくできてしまうのだから、不思議なものです。

チャーハンをぱらぱらにする裏ワザは、けっこう色々あります。例えば、ご飯と卵を事前に混ぜておく方法とか、炊飯器で炊き上げてしまう方法とか。
油の代わりにマヨネーズを入れる、またご飯に先にごま油をまぶしておく。

これらの裏ワザで共通することは、お米をコーティングする、ということです。
チャーハンがべとべとになるのは、お米同士がくっついてしまうから。それは、お米がもつでんぷんと水分のせいです。
ですから、表面が湯気でしっとりしている炊き立てのご飯は、チャーハンには向きません。

冷ご飯や炊きたてのご飯を使うときは、電子レンジ(ラップなし)で水分を飛ばしましょう。

それから、フライパンはちりちりに熱してから材料を投入しましょうね。熱し方が甘いと底にへばりついてしまいます。
チャーハンは、ご飯同士がくっつかないように混ぜた方がよいので、せいぜい二人分くらいしか一度に作れません。
欲張って作ってもおいしくないし、フライパンが焦げ付いたりして、かえって手間がかかりますよ。

テフロンのフライパンは焦げ付きずらいですが、やはり鉄のフライパンの方が熱伝導がよいので、おいしくできます。

と、いろいろうんちくはあっても、何より実践が大事。お母さんのチャーハンがおいしいのは、日頃から子供たちのご飯を作っている長年の勘のおかげなんです。
味の濃さも、焦げ具合も、家庭によってさまざま。ちょっとペタッとした感じの方が好きな人もいますし、作る相手に合わせてアレンジしてもよいですね。

こんな飯は?

ゴーヤチャンプルーだけじゃない。ゴーヤの食べ方は梅肉和え、肉詰め天ぷら、チップスなどなど

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現在では全国区になった感じのあるにがうり、ゴーヤですが、20年前はそんなに出回ってなかったと思います、少なくとも関西、関東では。

夫が九州出身なので、彼の実家かから送られてきたのを食べたのが初めてでした。
そういう食べ物があるのだという知識はありましたが、本当に食べたことはなく、初めておかか和えで食べた時は、正直、苦くて涙が出ました。
食べ物でなくなんて子供っぽい感じがして、必死で隠していたのを覚えています。

それから、ゴーヤチャンプルーや梅肉和え、肉詰め天ぷらなどで食べるようになり、今では大好物です。
ゴーヤをスライスして、素揚げして塩をふりかけたゴーヤチップスは子どもたちも大好きです。
ゴーヤチャンプルーにすると残す子もチップスだとあまり苦味を感じないのかパクパク食べています。

いろいろと作ったゴーヤ料理の中で忘れられないのが、肉詰めゴーヤのスープです。
輪切りしたゴーヤにひき肉種を詰めて、コンソメスープで煮たのですが、ひき肉はゴーヤから抜け落ちるし、なにより、スープが苦い!
ゴーヤの苦味が全てスープに溶け出して、ゴーヤ自体はおいしく食べられるのですが、とにかくスープが苦い!二度と作るもんか、と思った料理でした。

ゴーヤ酒なるものもあるらしいので、今度の夏はそれにチャレンジしてみようかと思っています。

こんな飯は?