飯を食べる人 のすべての投稿

常識を覆す和食、ゆずのソースに桃の揚げ出し、ミョウガのシャーベット

懐石料理

和食処木魂庵(もっこんあん)

静岡駅から車で30分くらい走ったところにある木造の平屋建の建物です。

この建物、昔の公民館に使われていた柱などを取っておいて、
大工さんにそれを使って、いつまでかかってもいいからこういう建物を建ててもらいたいという要望で、建ててもらったものです。


一人の大工さんが、黙々と作業をしながらつくったそうです。

この建物の周りには、東海道五十三次のお盆が飾ってあります。そして、お料理は、地元産の野菜や果物を使った創作日本料理です。

 

シェフは、30代前半の方で、果物のソースを使って旬の野菜を調理しているのですが、個々のお料理はどれもとてもおいしいです。

私が一番気に入ったのは、ゆずのソースです。これがかかっていると、嫌いなたけのこがいくらでも食べられるのです。

ほかにも、ブドウを使ったり、いろいろな果物を使ったソースはどれもとてもお料理に合っていておいしいです。

 

一番私が気に入ったのは、桃の揚げ出し。

これは、桃を揚げ出し豆腐のように揚げてあるのです。とてもおいしくて、大ファンになりました。

それから、デザートでは、ミョウガのシャーベット。

ミョウガがシャーベットになるの??と、食べるまでは疑問でしたが、これが意外や意外、とてもおいしいのでした。

こんな風に、常識を覆してくださって、本当においしいお料理を研究しながら新しいお料理を作っていく、シェフのお料理に対する研究熱心さと、
おいしいものでお客様を喜ばせたいという、シェフのおもてなしの心が私は大好きで、ここには1ヶ月に一度くらいの割合で出かけます。

お料理は、2千円からのコースお料理で、必ず前日までに予約が必要です。

℡054-296-2309 
不定休 営業時間は、お昼が11:30~14:00 夜は、17:00~21:00までです。

こんな飯は?

こんぶ料理をこんぷする!まずはおにぎりから(笑) とろろこんぶおにぎりの作り方!

BaKeuuOCAAEndn9
みなさま、とろろこんぶって何だかご存知ですか??
私はこんぶを乾燥させた食べ物だと思っていました。
実は、こんぶを加工した食品なんです。
で、案外いろいろな加工がされています。
具体的にはこんぶを酢につけて柔らかくし、乾燥させ、表面を細めに削って完成。
そう、酢につけてるんですよ。
ちなみに、最初に削った表面近辺は黒いので黒とろろこんぶ、
最後の芯に近い白い部分を白とろろこんぶと言います。

この昆布は日本の食文化にとても大きな影響を与えています。
この昆布からとれる出汁は、あっさりしているけれど、しかし奥深く優しい味。
とても美味しいですよね。

その秘密は、umami。
日本は昔からこの第五の”味”を使って様々な美味しい料理を作ってきました。
昨今認識されたこの”うま味”は日本の誇りです。
ちなみにフルーツなどに含まれるクエン酸はこのうま味を増加させる効果がございます。

こんぶは半濁点にするとこんぷ。
うまみを使った料理をこんぷ出来る様に、日々じっくりと料理に向かい合いましょう。
塩などに頼らず、このうま味を巧く使って作った料理はとってもヘルシーです。

ということで、今回はとろろこんぶを使った料理でも一番簡単(笑)、
とろろこんぶのおにぎりの作り方のご紹介です!

ingredients
ご飯 おにぎり2個分
とろろこんぶ
しお 適量
塩昆布 適量
うめ干し 1個

3min
■軽く水をつけ、少々の塩をつけた手で、温かいご飯を手に取る。
■塩昆布、うめを具にして、おにぎりを作る。
■形が出来たらとろろこんぶの上にごろごろさせ、のりの様に周りを覆ったら完成!

tips
+とろろこんぶはご飯が見えなくなるくらいつけましょう!

こんな飯は?

余った大根の煮物を簡単アレンジ!大根尽くしでカロリーも低めのレシピです。

大根の煮物

私のアレンジ料理の中でも、我が家で好評なのは、残り物を活用した物が大半を占めています。


大根の煮物の残りは、大根の揚げ出し豆腐のようにします・・・
煮物はレンジで加熱、その間に、片栗粉でとろみのついたあんを作っておく。

レンジで温められた大根の煮物は片栗粉をまぶして、揚げ油で揚げます。

あとは、大根おろしをのせて、その上からとろみのついたあんをかけるだけで、大根尽くしのカロリーも低めの一品の出来あがり。

 


カレーもよく残るメニューの一つだと思います。

殆どのお宅は、カレーうどんに変身しているようですが、カレーを鶏がらスープでのばして、さらさらのスープにして、
カレー風味をプラスする為のカレー粉を少量加えて、一煮立ちさせたら、
あとは、ボイルしたスパを投入すれば、美味しいスープスパの出来上がり。

あとは、鶏肉を焼く前に、のばしたカレーをからめておいてから焼いて、仕上げに粉チーズやパセリをあしらうと、油も不要な一品となります。

 


常備野菜としての定番として、じゃがいも、玉ねぎがあげられますが、季節的に新玉ねぎが美味しいので、どうしても、多く買って、傷ませて捨てるというパターンもありますね。

玉ねぎは、利尿作用もあって、ダイエット食品の一つですから、色んな使い方をして、使い切りましょう。
お味噌汁、カレー、炒めもの・・・

これら定番以外に、生でスライスしてのサラダをつくられる方も多くなりました。

我が家では、玉ねぎをスライスした物を油を引かずに、フライパンにいれて、その中に料理酒、みりん、和風だし、酢、又は和風だしの代わりに、鶏がらスープの素をいれて、火にかけ、味が絡んだ所で、カツオ節をふりかけて、さめましたら、冷蔵庫に保管しておきます。

3~4日は十分日持ちして、トマトとからめて、サラダ料理にもいれますし、豆腐やかまぼこにもかけて食べると、たんなる冷奴やかまぼこが、ひきたっつて素敵な一品になります。

試していただけると嬉しいです。

こんな飯は?

年中食べれるアボガドをドレッシングに!血液サラサラ効果と濃厚なアボカドの味で大満足

アボガドドレッシング

今回おススメしたいのはアボカドです。
1個100円前後で年中スーパーなどで購入できますね。
今回はその栄養価やアレンジレシピなどを紹介したいと思います。

 

まず栄養素、アボカドはご存知の通り”森のバター”と言われるほど脂肪分が多いです。

だからと言ってカロリーが高くてダイエットにはむかないので、食べられないと悲観しないで下さいね。

1個に含まれる可食部はさほど多くはありません。
桃のように中央に大きな種があるため、果肉が少ないのです。
それに脂肪の成分ですが不飽和脂肪酸といって血中コレステロールを増加させる心配はないので安心です。
ビタミンEも含まれているので、ダイエット中の脂肪分確保にはもってこいなのです。

 

ではアレンジレシピを紹介。
この方法ならコストも下げて美味しくダイエットにもおススメです。
アボカドドレッシングサラダ。

アボカドは半分使用します。
割って種を除いた果肉を1cmくらいのダイス状にカットします。
みじん切りにした玉ねぎとすりおろしニンニク、生姜、レモン汁で和えます。

ここでノンオイルのお好きなドレッシング・ポン酢と混ぜます。
ポン酢等の量はアボカドがひたひたになる程度です。
そして冷蔵庫で冷やしておきます。

お好きなサラダを用意、トマトサラダやシンプルなレタスのみでも千切りキャベツでも何でも良いです。
ドレッシングの替わりに先ほどのアボカドドレッシングを載せてかき混ぜて召し上がってください。

 

血液サラサラ効果と濃厚なアボカドの味で満足感を得られます。
マヨネーズ系のサラダよりは断然おススメです。
ただカットしてサラダに載せるよりも味がついているので苦手な人、美味しく食べたい人、アボカドはりんごなどと同じですぐに切り口が変色してしまうので作り置きにはむいていませんが、これなら大丈夫です。

こんな飯は?