白菜鍋のブームと簡単レシピとアレンジ方法。変化がつけやすく全然飽きません。安く作れておすすめ。

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ここ数年ピェンロー(白菜)鍋が流行っていますが、私もハマっている一人です。
一昨年知って、だんだん自分仕様に変えてきていますが、全然飽きませんし、家族にも評判がいいです。

一昨年初めて作るときは教えてもらったレシピ通りに一晩干ししいたけの出汁をとってかつおだしをたして、後は白菜と豚肉とゴマ油少々で、食べるときに塩と七味を好みの量入れて、というオーソドックスなものを何度もやりました。

そして昨年はスライス椎茸を使ったので思いついた日に作り、鶏がらスープなどを入れて〆にうどんを入れはじめました。
さらに今年は、コンビニの炒めもの用のカット野菜ともやしを一袋づつ、さらにスライス椎茸と鶏鍋スープの小分けされたキューブを入れて最初からうどんや鍋用のラーメンを入れて、野菜を切る手間と野菜を買う費用を安くして、回数も増えました。

うちでのポイントはそうして時々はオーソドックスなピェンロー鍋に戻ることです。そうすると私流にアレンジしたものは大分かけ離れているのでメニューのパリエーションが増えます。
温かい料理であまりお金をかけずに野菜をたくさんとるというと同じようなメニューになってしまうので、アクセントがつけられるのが魅力です。そしてどんな出汁にも相性のいい白菜を見なおすいい機会になったので、これからもピェンロー鍋を活用していきたいと思います。

こんな飯は?

ぼたもち、牡丹餅、宝多餅。奈良生駒のぼたもちは大きくて甘さ控えめでめっちゃおいしい。

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奈良には生駒という駅があります。
鹿で有名な奈良公園から近鉄電車で20分ほどでしょうか。
宝山寺というお寺にあがるために日本で最初のケーブルカーが設置された所です。
近鉄生駒駅を降りてケーブルの始発駅は鳥居前駅になるのですが、その鳥居前駅のすぐ近くに幾世屋という和菓子屋さんがあります。

ぼたもちとはおはぎの別名で、まあ同じようなものだと思っているそこの貴方。
かく言うわたしもそうでしたが、機会があったら一度この幾世屋さんのぼたもちを食べてみてください。

ぼたもちは漢字では牡丹餅と書かれるのが普通なのでしょうが、こちらのぼたもちは宝多餅と書きます。
まず驚くのはその大きさです。

普通のぼたもちやおはぎは手に包みこめるサイズだと思うのですが、この宝多餅はぼたもちを握った手そのままのサイズです。
直径10センチはあるでしょうか、つぶあんとこしあんの2個がセットになっています。
抹茶の粉がついていて食べるときに粉を振っていただくのですが、あんこの甘さと抹茶の味がとてもよくマッチしています。
甘さも控えめなので大きくはあっても気がついたらペロリと食べてしまっていたりします。
もし奈良に行かれることがあったなら一度味わってみて欲しい、地元の地味で素朴な名品です。

こんな飯は?

アイラブ中華のサンラータン。酸っぱいとか辛いとか、そのくせ卵はふわふわだとか。口の中が幸せなのです。

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寒い日にはサンラータン。
疲れた日にもサンラータン。
美味いもんだよサンラータン。
ということで、すっぱうまいものに目がない私、
今回はサンラータンにロックオンします。

サンラータンには色々な呼び方があります。
サンラータンだったり、スーラータンだったり。
麺が入っている場合は、サンラータンメンになりますね。
発音を本格的にすれば、シュァンラータンになります。
こいつらは本場中国では四川や湖南の代表料理です。
中国では南の方にこのすっぱい系料理が多い気がします。

その作り方は結構簡単で、
①具を煮込む
②調味料を入れる
③片栗と溶き卵を入れる
④火を止め酢を加える
で終了。
スープかつ中華料理ですからね、ざっくりと早く出来るようになっているのでしょう。
とはいえ、③が難しそう。
何よりここの加減であのとろみと卵のふわふわ感が決まりますもんね。
ぜひともおうちで格闘してみてください。私はしてみます。

そうそう、サンラータンのラーメンはサンラータンメンと言いました。
このメン=麺について、小麦粉の場合はサンラータンメン、
米粉などの場合はサンラータンフンといいます(そんな料理ないかもですが)。
つまり中国語では、小麦粉を「麺」といい、米粉など他の粉全般を「粉」というのです。

ということで、小麦アレルギーの方。
中国で飲んだくれてすっぱい麺料理でどーしてもしめたいときには、
フーユェン!サンラータンフン!イーガー!と叫んでくださいませ。
なお、通じるか通じないかはあなたしだい・・!
(そもそもメニューになかったらごめんなさい)

ではまた。

こんな飯は?

フライドポテト〜じゃがいもスターへの道〜 ベルギー出身の田舎者ははるばる海外で一躍スターに。今はマクドナルドで隠居中。

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みんな大好きフライドポテト。
今回はフライドポテトをむさぼりつつー、
夜のルーティーンワークもさぼりつつー、
ブログを書いてみます。

フライドポテトはその調理法からも察するに広く一般に登場するのは近代です。
元々はベルギーが発祥のよう。
ベルギーの漁村では採れた魚は揚げ物にして食べていたのですが、
冬期は川が凍り付き漁が出来ません。
そのため、あげるという調理法を活用するべく白羽の矢がたったのがポテイトでした。

この揚げポテイトうまいですっ、サー!
といってヨーロッパに派遣されたアメリカ兵が国内に持ち帰りました。
ちなみに、ベルギー人はフランス語を話したので、フランスのポテイト料理だと思い、
フレンチポテトとも呼ばれておりました。

ただ、フライドポテトが広まるのは第二次世界大戦後の1950年代。
これまでは、うめーっすけど、商業とかにはなんないですよね、サー!?
ってな具合にそのなりを潜めておりました。

1950年代にアイダホの大農家が加工食品の技術、特に冷凍(これは加工・保存=冷凍庫の両面の)技術が急速発達し、
フライドポテト自体を加工した状態で一般へ販売することが出来るようになることで、
この事業は大成功、フライドポテトも広く一般に知られることになりました。
1950年代は加工食品の黄金時代と呼ばれ、冷凍食品がアメリカではブームになりました。
フライドポテトは大量に、安価に、かつ簡単に作ることが出来るため、
アメリカにもなじむのが早かった。
それはそれは儲かったでしょう。。

そんなフライドポテト、
ファストフードだとやっぱりマクドナルドのがおいしいと思いませんか?
私はその油にヒミツがあるんじゃないかと予想していたのですが、どうやら正解でした。
7%が植物油、93%が動物油。
動物油の分量が多いことに、あのくせになる味のヒミツがあったんですね。

ちなみに、私がこれまで食べた中で一番おいしかったのは、
新潟の「きぐち」という居酒屋のフライドポテトです。
ここのフライドポテト、たっまらなくホクホクするんですよ。
口の中に入れるとホクホク、ホロッ、ホロホロ、ホクッ。
なんとも止められず、人生で初めてフライドポテトをおかわりしました。

今まで体験したことのないホクホク感が待っていますので、新潟に寄られた際にはぜひとも。
ここは他の料理もとてもおいしいですよ。

ではまた。

こんな飯は?

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