ぼたもち、牡丹餅、宝多餅。奈良生駒のぼたもちは大きくて甘さ控えめでめっちゃおいしい。

BaTN93nCIAA6q6d
奈良には生駒という駅があります。
鹿で有名な奈良公園から近鉄電車で20分ほどでしょうか。
宝山寺というお寺にあがるために日本で最初のケーブルカーが設置された所です。
近鉄生駒駅を降りてケーブルの始発駅は鳥居前駅になるのですが、その鳥居前駅のすぐ近くに幾世屋という和菓子屋さんがあります。

ぼたもちとはおはぎの別名で、まあ同じようなものだと思っているそこの貴方。
かく言うわたしもそうでしたが、機会があったら一度この幾世屋さんのぼたもちを食べてみてください。

ぼたもちは漢字では牡丹餅と書かれるのが普通なのでしょうが、こちらのぼたもちは宝多餅と書きます。
まず驚くのはその大きさです。

普通のぼたもちやおはぎは手に包みこめるサイズだと思うのですが、この宝多餅はぼたもちを握った手そのままのサイズです。
直径10センチはあるでしょうか、つぶあんとこしあんの2個がセットになっています。
抹茶の粉がついていて食べるときに粉を振っていただくのですが、あんこの甘さと抹茶の味がとてもよくマッチしています。
甘さも控えめなので大きくはあっても気がついたらペロリと食べてしまっていたりします。
もし奈良に行かれることがあったなら一度味わってみて欲しい、地元の地味で素朴な名品です。

こんな飯は?