ジンギスカン(成吉思汗)は、主にラムやさまざまな野菜を使って焼く北海道のソウルフードです。
もともとの由来は、モンゴル帝国のチンギス・ハーンが食していたと言われていますが、真相は定かではありません。
北海道にてジンギスカンが一般的になったのは、第二次世界大戦後であるとされており、1946年に最初のお店が札幌にできました。
ジンギスカンの食べ方にはいろいろあります。
一般的には中央部分が盛り上がっているジンギスカン鍋が用いられますが、一般家庭ではホットプレートを使うこともあります。
お店で食べる場合は生肉が多く、その際の食べ方はラードを鍋に引いてからもやし・玉ねぎ・ピーマンといった野菜を全体に広げておき、その上にスライスされた羊肉を野菜を乗せて蒸すように焼いてから、ジンギスカン専用のタレに付けて食します。
家庭で食べる場合は味付け肉を使うことも多いです。その際は鍋の盛り上がった部分に肉を置き、低くなった外周部に野菜を敷き詰めて焼きます。上部から肉のタレが野菜に垂れるので、野菜に味がついて美味しくなります。その後、残った外周部のタレを使用してうどんを作ると一層楽しめると思います。
ジンギスカン専用のタレは、北海道の中では略して「ジンタレ」などとも呼ばれます。
醤油ベースと味噌ベースのものがありますが醤油ベースの方がより好まれる傾向にあります。
ラム肉が苦手という方もいらっしゃるかもしれませんが、おいしい食べ方で是非楽しんでいただきたいと思います。
こんな飯は?
牛タン。
あのこりこり感とジューシー感に虜になっている人は多いはず。
牛タンはもちろんウシさんの舌で、タンという単語は英語のtongueに由来するのはご存じのとおり。
カルビやロース、ウシさんには他にもいろいろな部位がありますが、
実は結構カロリーが高いんですよ。
カルビなどに比べれば半分程度なのですが、赤見に比べると倍くらい。
ロースよりちょっと少ないくらいですね。
ちなみに、特に根元の方が高カロリー。
100gを食べるとその日の必要脂質の約50%が摂取できてしまいます。
栄養分の話になったので1点。
タンから特に摂取できるのがビタミンB12です。
なんと100g食べると一日の2.5倍程度が摂取できてしまいます。
このビタミンB12はうつ病予防、脳梗塞、目の疲れ、痴呆などに聞きます。
また、集中力をあげるのにこのB12は効果があるそう。
食べすぎはよくありませんが、食べてもただ太るだけじゃなくて効能はありそうですね。
そんな牛タンは日本ではウシさんのいらない部分として安く提供され一般的に食されております。
これは第二次世界大戦後に牛肉を大量に消費する米軍が残した牛タンを活用するために、
仙台の居酒屋「太助」の初代・佐野氏が牛タン焼専門店を開店したのがその発祥です。
外食文化が受け入れられるに従い、牛タン発祥の仙台の特産メニューになりました。
単に畜産業が活発だから、というわけではないんですね。
ちなみに、現在は1991年の牛肉輸入自由化と広く安価に提供するために、国内の牛タンのほとんどは輸入品なのが現状です。
アメリカとの関係が悪くなると牛タンが食べられなくなる可能性もあります。
沖縄基地の問題とか、おやーあやしいかなー??と思ったら、一旦牛タンを食べに行きましょう。
まぁそんなに直結はしないでしょーな。。
ではまた。
こんな飯は?
今回のお相手はおっ高そーなこの2品。
結婚式か大事な人とのおデートか。
一般ピーポーが一生の内に何度も口に運ぶ食事では有りません。
ですが、それが何かを知ることにお金はかかりません。
ということで、フィレとフォアグラを芸能人の経歴をチェックするような感じで調べます。
まずはフィレをエスコート。
フィレは”Fillet”と書きます。
フィレとヒレは同じ意味です。
部位でして大腰筋のこと。
あまり動かないので、柔らかい。
ちなみにこの語源、なんと魚の切り身です。
え?
牛肉なのに魚て・・??
そう、日本のお肉において部位を表す言葉は結構あいまいです。
例えば、ロース。これは”roast”が語源だそうですが、その意味は肉を焼くこと。
焼き肉って、みんな焼き肉やん!
とはいえ、ローストするのに適した肉、ということでロースがロースになったそうな。
フィレがなぜフィレになったかは不明でしたが、フィレが細分化されることはわかりました。
トゥールヌドー(もしくはメダイヨン)、シャトーブリアン、ミニヨン。
シャトーブリアンはたまに聞きますが、その他は中々聞いたことが無いかと思います。
もしや高いお店では良く聞くのかしら・・・。
お次のお相手はフォアグラ。
フォア=肝臓
グラ=太った
由来はそのままですね。
良く知られている通り、フォアグラは太らせたガチョウの肝臓。
世界三大珍味であり、とても高貴なお方。
高貴に恥じぬ歴史を持っており、なんと5000年も前から存在しています。
越冬のためにナイル川へわたってきた野生のガチョウを当時のエジプティアンが捕獲。
いつものように食べてみるとあらびっくり、うまいじゃないか!となりました。
長距離飛行に耐える為に肥やされたことに気づき、ここから人為的にガチョウを肥やす習慣が始まりました。
「人為的に」という行為は少し虐待の面が見られるかと思いがちですが、
元々は生存のために動物が身につけた知恵だったのですね。
ということで、方やぼんやり、方や自然の摂理に触れるという結果となりましたが、
どちらも美味いことには変わりがない。
また食べられるそのときを楽しみに、日々慎ましく生きて参ります。
ではまた。
こんな飯は?
豚焼肉 まがり屋
業 態 豚料理
アクセス東西線浦安駅 徒歩15分
〒279-0041 千葉県浦安市堀江1-33-6 堀江新井ビル1F
047-721-5050
浦安の豚焼き肉屋さんです。
豚焼き肉屋といいながらも店長の「おいしい!」と思うものが仕入れられた時はその日のおすすめメニューとして豚以外の肉も魚も野菜も出てきます。
レバ嫌いな店長が朝〆の自分でも食べられる新鮮なものだけを仕入れ、炙りレバをして出してくれています。
ハラミのたたきも他では滅多に食べられない新鮮なもので毎回頼んでしまします。
ハイボールとは一味違う「ボール」という飲み物は飲みやすく酔いやすいお酒好きにはたまらない飲み物です。
焼酎や梅酒にも店長のこだわりが感じられ、カウンターでお酒について話しかけたら盛り上がる事間違いないと思います。
一般にはないレアなボトルが並んでいることも多々あります。
お一人のお客様から家族連れの方まで客層が広いのは、店長初め奥様、バイトの方のお客様第一な心構えのあるお店だからこそだと思います。
「感じ悪いな」と思う事は皆無なお店ではないかと思います。
もつ鍋が一番人気のようですが、大丈夫か?と思うほどのてんこ盛りで出てきます。
・・・が、火にかけると調度よく野菜が沈んでいく様も目でも楽しめる楽しい時間です。
〆は雑炊やトック、麺などが選べ、鍋の汁のおいしさにおなかいっぱいでも頼んでしまう事間違いなしだと思います。
何度も何度もお邪魔していますが、一番の魅力は店長の奥様の笑顔と会話です。
女の私でも惚れてしまいそうな素敵な方です。
ディズニーの帰りに寄ってみて頂きたいイチオシのお店です。
こんな飯は?
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