お正月にいただくおせち料理のメニューとして、お煮しめは欠かせないものです。
お煮しめには根菜が多く使われますが、中でも欠かせない食材として挙げられるのが、里芋です。
里芋は親芋に小芋がたくさん成ることから、子宝や子孫繁栄を願って年の始まりに頂くのが習わしとなっています。
ホクホクして、トロリとして、冬の寒い時に頂くとほっとするようなお芋ですよね。
里芋のお煮しめは一般的にはお醤油をベースとした味付けで作られますが、一度ぜひ試していただきたいのが、味噌煮です。
使うお味噌は一般的な麹味噌で構いませんが、お好みのお味噌があればそれでも問題ないと思います。
みりんやお砂糖を加えて甘めのお味噌味で、じっくり煮込みます。
煮る時間や程度はそれこそお好みでよいと思うのですが、お芋の食感や歯ごたえを楽しみたい場合にはあっさりめに仕上げましょう。
お芋が少し煮崩れてお味噌とトロリと絡み合うほどにまで煮込むのも、オススメです。
この場合は他の食材はあまり多くせず、里芋の美味しさを存分に楽しむのがよいと思いますが、一緒に煮込むものとしてオススメしたい食材があります。
それは、鶏肉です。
味わいを考えれば手羽元などが美味しいのですが、骨で里芋が過剰に傷ついてしまうのでモモ肉などをオススメします。
里芋があまりお好きでない方やお子さんには、きっと喜んで頂けるメニューとなるでしょう。
また、鶏肉と煮込んだ場合に忘れてはならないのが、残った煮汁の美味しさです。
鶏肉からの旨味が溶け込んだ甘辛いお味噌は、お餅にも白いご飯にも、合うことこの上なしです。
お正月でなくとも食べたくなること間違いなしですので、ぜひ試してみてください。
こんな飯は?
タコ焼きは食べだことがある方が大勢いると思いますが、明石焼と聞くとタコ焼きの仲間?ぐらいの知識の方が多いのではないのでしょうか?
以前兵庫県明石市に行くことがあり、「明石といえば明石焼きだ!」ということでせっかくの機会なので食べに行ってきました。
JR明石駅から海の方へ向かい徒歩10分いくと、魚の棚商店街が見えてきます。
こちらの商店街では近海で獲れた立派な鯛やタコのほか、香ばしく焼き上げた焼あなごなどが威勢の良い声とともに売られています。
甘辛く炊いたタコや、タコの蒲鉾など食べ歩きも楽しいです。商店街のなかにも多くの明石焼きやさんがありますが、今回は気になっていた商店街近くの「本家 きむらや」へ。
店の前には行列が出来ていて、少し待って店内に入ると昔ながらの雰囲気。セルフで取る関東煮(おでん)もあります。
おおきなタコの足がまるまる1本煮込まれておいしそうなので、明石焼きを待つ間食べて待ちます。
運ばれてきた明石焼きは一人前20個(!!)850円です。ふわっふわのそれそ、あつあつの出汁に浸して口に運びます。
卵のやさしい味と、出汁のうまみが絡んで絶妙な味!タコの食感もとても良いです。出汁の味がこれまた美味なので、これだけでお吸い物として飲んでしまいたい感じです。
ソースも用意されているので、塗って食べてみるとこれもとても合います。
タコ焼きとは全然別物なのですが、これがまた出汁で食べるのとは違った美味しさで感動です!
こんな飯は?
子どもに読むために買った「納豆くん西へいく」という本があります。
納豆は東日本で生まれたとされています。
自分自身、納豆は幼少のころから大好きで、体に良いからという理由でよく食べていました。
最近はよく話題にされる発酵食品です。
昔は西日本ではあまり食卓にのぼることは少なかったようですが、うちでは皆食べていました。
今ももちろん食べますが、今は小分けのパックに入っている納豆を1人ひとつ食べます。
昔は父が大きなどんぶりに2~3個まとめて入れて作っていた記憶があります。
そして中には塩、しょうゆ、ねぎ、卵、かつおぶしを入れていました。
それぞれ家庭で何を入れるかは違うと思いますが、よく考えれば、確かにこれだけで十分に栄養が取れています。
それが完全に食べ方の常識を変えさせられたのは、学生のときでした。
納豆の中に砂糖を入れた友人がいたのです。
信じられなかったのですが、食べてみると全く違うものなのですが確かにおいしい。
醤油も入れるとさらにおいしくなります。
新潟県の人で砂糖を入れる方が多いようです。
納豆を入れるパックも変わってきました。
昔は納豆がベトベトに手に付いたり、だしが飛び散ったりしていましたが、改良されて
食べやすくなってきていると思います。
今の我が家での一押し納豆は「とろ豆」というものです。
あまり一生懸命混ぜなくても、ふんわり糸挽く納豆に仕上がります。
ひきわりや大豆、小豆など種類も豊富でまだまだいろんな食べ方を発見できる納豆にこれからも注目していきたいと思っています。
こんな飯は?
来年の春には北陸新幹線が開業しますね。
そこで、都心からも2時間半で着く、北陸と言えば、美味しいお米とお酒、そして鮮魚。
そのなかでも、北陸最大の都市であり、小京都として有名な金沢には、おしゃれで伝統のあるお店や、毎日新鮮な魚が届く近江町市場など、美味しいお店が盛り沢山なのです。
金沢のなかでも、ガイドブックには載らない、ちょっと変わった、金沢駅の美味しい魅力をご紹介します。
まず、金沢駅に着くと、改札の目の前に朝10時から夕方の5時まで金沢名物が買える小さな小売店が並びます。
お店の数は、10店舗以上で、金沢名物、中田屋のきんつばも勿論購入出来ますし、落雁やその他有りとあらゆる金沢の有名どころが揃います。
また、金沢駅なかである金沢百番街にも美味しくて、でも少し変わったお寿司屋さんが入っています。
こちらの、金沢まいもん寿司店では、北陸ならではの、のどぐろや、甘エビを堪能することが出来ます。
また、金沢ならでは、お寿司の上に金箔が乗っていることもしばしば。目と味、雰囲気で楽しむことのできるお寿司屋さんです。
そして、忘れてはならないのが、金沢駅内のコンビニ、ハートイン金沢です。こちらのコンビニの奥には、手づくりのおにぎりや、お惣菜が売っているのです。
おにぎりの種類は12種類ほどあり、定番の鮭やツナも有りますが、オススメは梅干しの入ったとろろ昆布のおにぎりと、お隣、富山湾の宝石と謳われる白海老のかき揚げが入ったおにぎりです。
20時までであれば、お願いすれば出来たてを食べることが出来ます。
とても魅力的な金沢駅、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
こんな飯は?
ご飯、スイーツ、お土産の口コミや簡単アレンジレシピなどを紹介