ポテサラの愛称で親しまれているポテトサラダ。
これって日本の食べ物だと思っている方は多いのではないでしょうか。
実は違うんです。
その発祥は諸説ありますが、英国という説が有力なようです。
とはいえ、原料がじゃがいもと一般的であることと簡単に作れることもあり、
世界にいろいろなポテトサラダが存在しています。
ちょっとご紹介しましょう。
・イギリス風
じゃがいもは茹でるがつぶさない。適当な大きさに切る。
これをドレッシング(マヨネーズ、香味野菜、サワークリーム等)であえてできあがり。
ちなみに英国では日本でいうコメの代わりにいもを食べます。要は主食。
それもあってか、冷たいいもはあまり好まない様です。
・アメリカ風
じゃがいもを茹でるが、こちらもつぶさない。
こちらもマヨネーズやお酢、こしょうなどで和えるのですが、
アメリカ風の特徴はマスタードを入れること。
これは確かにアメリカっぽいと納得してしまいますね。
・ロシア風
これはちょっと変わっていますが、原型はポテトサラダ。
こちらもじゃがいもは茹でますがつぶしません。
特徴はその具。グリンピースやシーチキンなどを入れます。
味付けはやはりマヨネーズに塩コショウ。
ちなみにここに鶏肉が入るとオリヴィエサラダなどと呼ばれます。
・日本風
なんといってもつぶすことが特徴ですね。
ハムやきゅうりが入っているというのも、他とは違う点です。
おいしくするためにワンポイント情報がかなりの数ありました。
どれも美味しそう。
居酒屋に行ったらとりあえず頼んでしまうポテトサラダ。
簡単にできるからこそ、色々と工夫ができる。よって各地に受け入れられる。
世渡り上手な料理なのでした。
ではまた。
こんな飯は?
雑煮。
間違いなく正月代表ですね。
雑煮。
名前だけ見ると美味しくなさそうですね。
雑煮。
由来はそのままの様な気がしますね。
これだけおおざっぱな名前の料理だけあって、
調べてみるとやはり由来ははっきりしていない。
というか、雑多に煮たら雑煮って言えるんじゃない・・?
なんて思えてきました。
せっかくなのでもう少し深堀りをば。
雑煮という言葉が歴史的に最初に出てくるのは、室町時代。
もちろん書籍が残っている最古、というだけで、
雑煮ライクな料理はそれより前からあったとも考えられます。
雑煮、というのは餅が入っているものであるとのこと。
なので、雑多に煮込んだだけでは雑煮とは言えません。
この正月に餅を食べるという習慣は、古くからある種の儀礼としてあったようで、
そのなごりとして雑煮が残った、なんて説もあります。
一方、畑作地域では餅を食べることを禁じていた地方もあります。
これは畑で栽培が出来ない米というものに対して、外来種的な扱いをしためです。
この辺りの考え方は島国日本的ですね。
こういった料理の由来を調べるだけでも、昔の人々のいろいろな暮らしが見えます。
それらを思い浮かべるだけでも、なぜ?が出てきてちょっと楽しくなってしまいます。
どの時代にもその時代の大きな考え方があり、
同じ日本人でも他の時代から見たらおかしくない?と思えることがいっぱいある。
料理を食べるとき、こんな感じでルーツを調べるだけでも面白いですよ。
一度お試しあれ。
こんな飯は?
先日香川に旅行に行きました。
目的は直島でしたが、香川本土で何もしないってのはなんかヤダ!
ってことでうどんを食べて参りました。
高松空港に降り立ち携帯でぱぱっと調べると、さすがはうどん県。
うどん屋さんがでてくるでてくる。
船の出港まで1時間くらいしかなかったため、
港に近いあたりのうどん屋さんである「うどんバカ一代」へ行くことに決定。
早速行くバスの中で事前調査していると、ここのお店の特徴は「釜バター」。
googleなどで「うどんバカ一代」と入れると「釜バター」と予測変換されました。
お店に着くと平日の9時くらいだったため、お客さんは私だけ。
早速この釜バターうどんを頼みました。
おにぎりなどのサイドメニューはなし。
あ、ちなみに香川県は糖尿病患者数全国No.1です。
うどんが主食でサイドにおにぎり。
糖分ばっかりじゃあ納得です。
脱線脱線。
元に戻します。
この釜玉うどん。結論・・・美味い!
うどんに卵とバター、黒こしょうが乗っている状態で出てくるのですが、
これに生醤油をやや多めにかけ、まぜまぜして食べると・・・まるでカルボナーラ!
そう、和風カルボナーラ!
めんには十分コシがあって、食べ応えも抜群。
¥470と他のうどんに比べると高かったですが、とても満足しました。
無理してでもよって良かった。
ということで皆様も高松に行かれた際には寄られては如何でしょうか。
一点だけ。
釜バター、結構重いです。
港へ自転車で向かいましたが、何度もUppsしました。
胃が弱い方は一日棒に振る可能性もあります。
その点ご注意ください。。
こんな飯は?
子どもの頃はきんぴらごぼうが嫌いでした。
実際に食べた事があるかどうかはもう記憶に無いのですが、食べず嫌いだったのではないかと思っています。
というのは、実家ではよくきんぴらごぼうを作っていたのですが、その時に立ち上る匂いが嫌だったと言う記憶は今もはっきりと残っているからです。
そうでなくてもごぼうのような癖が強い食品は子どもは苦手な場合がほとんどですから、箸もつけなかったんじゃないかと思います。
親も子どもが食べるような料理じゃないと思っていたんでしょうか、無理に食べろと言われたような記憶もありません。
その後小中学校時代は給食でしたがご飯などは出されないパンだけの時代でしたし食べる機会も無かったと思います。
高校時代は母親が作ってくれた弁当でしたが、嫌いなのは知ってますからわざわざ食べないだろう物を入れるようなことはしなかったですね。
大学時代は学食かどこかで外食でしたが、メニューが選べる以上わざわざ嫌いな物も選ぶはずも無く、食べるような機会もありませんでした。
ところが就職すると話しが違ってきました。会社の寮にいたため出てくるメニューは決まってくる、昼食も安いからという理由で会社内の食堂で作っている日替わり弁当を食べるのでこれも選ぶ余地がないとなって、いろいろな物が食べる機会がでてきました。
もうこの頃には食べてもまずいと感じることも無くなってました。そして自分で料理をしてちゃんとしたみりん、酒、醤油を使って作った時にはうまいと感じるようになっていました。
こんな飯は?
ご飯、スイーツ、お土産の口コミや簡単アレンジレシピなどを紹介