「スイーツ」カテゴリーアーカイブ

パンナコッタ×うんちく。日本のスイーツブームの変遷

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今回はパンナコッタをほりほり。

生クリーム好きな僕は、カフェなどにあるとついつい頼んでしまいます。
でも名前とか、元々どこのものなのかとか、よく知らん。
なので、今日は正統派にゆるーく掘り返します。

パンナコッタはイタリア語。
パンナ=生クリーム
コッタ=煮る(とか、加熱した)
それぞれこんな意味があります。
そんな名前の通り、生クリーム+牛乳+バニラビーンズ+砂糖を煮て、ゼラチンで固めるだけ。
作り方はとても簡単です。
お菓子・デザートの中では比較的簡単に作れる方かと。
(もちろんおいしく作るには色んなコツが必要ですが)
ちなみに、卵白を入れ蒸す方法でプリンみたいにするパターンもあるようですが、
これはどちらかと言えばパンナコッタというよりババロア。

そんなパンナコッタはイタリアが発祥。
北イタリア・ピエモンテ州の家庭料理がそのルーツです。
この地域は酪農が盛んであり、だからこそ、乳製品がふんだんに使われます。
日本では1992年~1994年ごろにブームになったそうです。
なお、日本のスイーツブームの変遷を簡単に示すと以下の通り。
ティラミス

クレームブリュレ

タピオカ

パンナコッタ

ナタデココ

カヌレ

ベルギーワッフル

クイニーアマン

生チョコ

生キャラメル

これらはみな90年代に一世風靡したスイーツ達。
2000年代もこの流れは続いていきますが、
その個性により焦点をあてるという観点から、
ケーキの世界ではパティシエをクローズアップするパティシエブームが到来します。

色々なスイーツが毎年の様にブームになっては忘れ去られていく。
日本人は飽きやすいのでしょうかね。
とはいいながら、笑っていいともみたいに何十年と続く番組もある。
タモリは基本ずーっと変わりませんよね。でもタモさんすげーって賞賛される。
日本人に長く認めてもらうコツって何なんでしょうね。。

くそー、最後にもやっとしちまったー。

ではまた。

こんな飯は?

抹茶パフェ×はじまりといま。起源は辻利ではないらしい

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今回は抹茶パフェについてほりほり。
さきほど、そういや辻利の抹茶パフェってマジでおいしいよなぁ・・とよだれをたらしそうになり、
なんならよだれMAXにしてやろうとドM心に火がついてしまいました。

抹茶パフェ。
スイーツの中でも大人よりなアイツといえば、やはり辻利がぱっと思い浮かびますね。
京都は祇園に店を構える辻利の歴史は1860年と、思ったより古くはありません。
(京都は宇治の通圓は1160年創業!何代目なんだろう・・・↓)
http://www.tsuentea.com
辻利も元は宇治にて開業をしたようですが、その後祇園へ移転。
祇園辻利と名前をかえました。
お茶の葉の販売だけでなく、カフェやチョコレート等へと経営を多角化し、現在に至ります。
カフェにはパフェ。
抹茶パフェも自然とメニューに並ぶはずです。

しかし、抹茶パフェの元祖は辻利ではありません。
それは、「京はやしや」というお店。
老舗のカフェのようですが、こちらは金沢の製茶会社が創業。
現社長曰く、「茶を喫するという本当の意味での”喫茶店”をしたかった」のが始まりなのだそう。
なんとこの喫茶店、コーヒーもコーラもおいておりません。
創業者の思いはしっかりと引き継がれ、
今なおお茶を純粋に味わってほしいというこだわりを強く感じます。

そんな抹茶パフェですが、今は海外でも味わえます。
スシ!テンプ~ラ!ゲイシャ!フジヤ〜マ!!
・・・海外の方の日本のイメージにお茶があるのかは不明ですが、
上述の辻利など、複数のカフェが海外でも展開させています。
http://macha.crap.jp/p/99.html
あの甘渋い上品な味は、他国では中々味わえない。
なんとも日本の奥ゆかしさを感じられると思います。
どしどし海外の方にも味わって頂きたいですね。

ではまた。

こんな飯は?