横浜家系ラーメンの発祥は吉村家。特徴をまとめてみました。食べたことのない人は是非1回チャレンジを。

2014-01-12 13.11.52

日本全国、ご当地ラーメンと言われるものはたくさんありますが、その中でも急速に全国に広がりを見せているのが、横浜の家系ラーメンと言えるでしょう。

家系ラーメンは、現在横浜駅近くにある吉村家がルーツと言われ、実際に元祖を名乗っているようですが、その後、たくさんの弟子が独立して横浜市内に多数の家系ラーメン店が増えていき、ここ最近では、横浜市内にとどまらず、東京都内や千葉、埼玉、茨城にも店がどんどん開店し、全国レベルでも、横浜家系を名乗るラーメンが各地にできるようになってきました。

特徴としては、豚骨醤油のスープに固めの太麺が入り、チャーシューとほうれん草とのりが3枚というのが定番で、中には壱六家系ともいわれる部類の家系の店では、うずらの卵が入る店もあります。
麺については固め、ふつう、柔らかめから選べ、スープについても味の濃さ(濃い・ふつう・薄め)、脂の量(多い・ふつう・少な目)が選べるのがほとんどで、卓上の調味料もニンニクやショウガなど多数置いてあり、自由に入れることができるようになっていて、自分好みの味に調整できるようになっています。

最近の横浜家系ラーメンの広がりは、単に豚骨醤油でこってりとしたラーメンというばかりでなく、自分好みの味に調節できるという安心感も加わり、次第に広がって行ったのではないかと思います。中にはチェーン展開を見せる店も現れつつあり、今後もおそらく家系ラーメンは各地に裾野を広げていくことは間違いないと思われます。

こんな飯は?