お正月にいただくおせち料理のメニューとして、お煮しめは欠かせないものです。
お煮しめには根菜が多く使われますが、中でも欠かせない食材として挙げられるのが、里芋です。
里芋は親芋に小芋がたくさん成ることから、子宝や子孫繁栄を願って年の始まりに頂くのが習わしとなっています。
ホクホクして、トロリとして、冬の寒い時に頂くとほっとするようなお芋ですよね。
里芋のお煮しめは一般的にはお醤油をベースとした味付けで作られますが、一度ぜひ試していただきたいのが、味噌煮です。
使うお味噌は一般的な麹味噌で構いませんが、お好みのお味噌があればそれでも問題ないと思います。
みりんやお砂糖を加えて甘めのお味噌味で、じっくり煮込みます。
煮る時間や程度はそれこそお好みでよいと思うのですが、お芋の食感や歯ごたえを楽しみたい場合にはあっさりめに仕上げましょう。
お芋が少し煮崩れてお味噌とトロリと絡み合うほどにまで煮込むのも、オススメです。
この場合は他の食材はあまり多くせず、里芋の美味しさを存分に楽しむのがよいと思いますが、一緒に煮込むものとしてオススメしたい食材があります。
それは、鶏肉です。
味わいを考えれば手羽元などが美味しいのですが、骨で里芋が過剰に傷ついてしまうのでモモ肉などをオススメします。
里芋があまりお好きでない方やお子さんには、きっと喜んで頂けるメニューとなるでしょう。
また、鶏肉と煮込んだ場合に忘れてはならないのが、残った煮汁の美味しさです。
鶏肉からの旨味が溶け込んだ甘辛いお味噌は、お餅にも白いご飯にも、合うことこの上なしです。
お正月でなくとも食べたくなること間違いなしですので、ぜひ試してみてください。
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