牛タン。
あのこりこり感とジューシー感に虜になっている人は多いはず。
牛タンはもちろんウシさんの舌で、タンという単語は英語のtongueに由来するのはご存じのとおり。
カルビやロース、ウシさんには他にもいろいろな部位がありますが、
実は結構カロリーが高いんですよ。
カルビなどに比べれば半分程度なのですが、赤見に比べると倍くらい。
ロースよりちょっと少ないくらいですね。
ちなみに、特に根元の方が高カロリー。
100gを食べるとその日の必要脂質の約50%が摂取できてしまいます。
栄養分の話になったので1点。
タンから特に摂取できるのがビタミンB12です。
なんと100g食べると一日の2.5倍程度が摂取できてしまいます。
このビタミンB12はうつ病予防、脳梗塞、目の疲れ、痴呆などに聞きます。
また、集中力をあげるのにこのB12は効果があるそう。
食べすぎはよくありませんが、食べてもただ太るだけじゃなくて効能はありそうですね。
そんな牛タンは日本ではウシさんのいらない部分として安く提供され一般的に食されております。
これは第二次世界大戦後に牛肉を大量に消費する米軍が残した牛タンを活用するために、
仙台の居酒屋「太助」の初代・佐野氏が牛タン焼専門店を開店したのがその発祥です。
外食文化が受け入れられるに従い、牛タン発祥の仙台の特産メニューになりました。
単に畜産業が活発だから、というわけではないんですね。
ちなみに、現在は1991年の牛肉輸入自由化と広く安価に提供するために、国内の牛タンのほとんどは輸入品なのが現状です。
アメリカとの関係が悪くなると牛タンが食べられなくなる可能性もあります。
沖縄基地の問題とか、おやーあやしいかなー??と思ったら、一旦牛タンを食べに行きましょう。
まぁそんなに直結はしないでしょーな。。
ではまた。
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