主人が東京出張の際に、いつもお土産に買ってきてくれるのが、空港で売っている焼鯖寿司です。
寿司飯の間には生姜と椎茸、紫蘇。そして、寿司飯の上には、こんがりと焼かれた肉厚の鯖。
たったそれだけなのに、本当にやみつきになる美味しさです。
関西では、バッテラという焼いてない鯖を乗せたお寿司があります。
鯖も酢で味つけされており、それはそれで美味しいのですが、また全然インパクトが違うのです。
鯖自体も違うのかも知れません。バッテラの鯖は、どちらかと言うと、薄く切られています。
寿司飯もあっさりしていて、大人しい、シンプルな味です。
それに比べて、焼鯖寿司の方は、野性味あふれていて、とにかく、鯖の存在感がすごいです。脂の乗った鯖は、ともすればしつこく感じられがちですが、そのしつこさを生姜と紫蘇が打ち消してくれています。
鯖だけでは何の変哲もないおかずなのですが、それが下の寿司飯と合体することで、口の中で独特のハーモニーを醸し出し、一切れ、また一切れと手が出てしまいます。
この焼鯖寿司を創り出した方のセンスに、毎回感服してしまいます。他の鯖寿司も食べてみたことがありますが、これ以上の味は未だ体験していません。それが、みち子の「若狭の浜焼き鯖寿司」です。
こんな飯は?
- から揚げとフライドチキンの違いは?私が普段作っているのは「から揚げ」の方であると判明しました。
最近あるテレビ番組を見て、から揚げとフライドチキンの違いを知りました。… - 関西美人の源説!関西発祥、串揚げの簡単レシピ
串揚げ(串カツ)の発祥はやはり関西。 戦前の1920年代後半にとある大… - カラダにも、心にも。大事な人に作りたい、おじやのレシピ。
子供のころ。風邪を引いたとき。 よく母親が雑炊を作ってくれました。 そ… - 箸で食べるパスタ「洋麺屋五右衛門」のトマトクリームスープスパゲッティー。いろんな種類のお野菜で食感も様々。
お友達と「洋麺屋五右衛門」というお店に行ってきました。そこではパスタを… - 湾の覇者、ブリ!美味しく食べる、カルパッチョのレシピ!
寒ブリってのは別にブリに変わりはありません。 ですが、ただのブリではな…