おこげ。
それは歯につくけどやめられないアイツ。
今では高級料理のこの料理も、なんとその発祥はたまたま。
ある人がお客さんをもてなそうとご飯釜を見ると、
すでに料理に使ってしまいご飯がありませんでした。
そこで、ご飯釜に残っていたおこげを油で揚げ汁ものをかけて出したところ、
お客さん的に大ヒット!
これが時間をかけて伝わり、今のおこげ料理になっているそうです。
ということでおこげ料理のレシピをご紹介します・・・
と、その前に。
今回はおこげ料理の名店もご紹介します。
その名は「均元楼」。
皆様ご存じ、横浜中華街に店を構えてすでに半世紀以上。
ここの五目あんかけおこげは一回食べたら忘れられない程、深く味わい深い一品です。
私も教えて頂いてから数回伺って食べておりますが、まだまだ飽きが来ません。
厳選された素材からなる複雑なあんの味が、程よく固められたおこげに相まって・・・
一度でよいです、ぜひとも皆様のご賞味あれ。
しっかりとお腹のキャパシティは空けておいてくださいね。
おかわりしてしまうかもしれませんから。笑
はい、横浜なんぞすぐには行けんわ!という方のために。
おうちでも作るおこげ料理の作り方をご紹介。
今回は海鮮を具としてあんを作りました!
ちょっと手間がかかりますがとってもおいしいので、ぜひとも一度お試しください!
いか 100g
えび 100g
あさり 100g
にんじん 1/2個
はくさい 1/4個
ピーマン 1個
たまねぎ 1/2個
おろししょうが 10g
おろしにんにく 5g
しおこしょう 適量
ごま油 50g(5g+45g)
水 1/4カップ
片栗粉 10g
ごはん 3杯分
■いか、えび、あさりは下ごしらえをし、いかは適度な大きさに切っておく。
■にんじんは良く洗い皮をむけ、他の野菜と共にこちらも適度な大きさに切っておく。
■強火で熱した鍋にごま油を入れ煙が出る前におろししょうがを入れる。
■野菜を固い順に投入(にんじん→たまねぎ→ピーマン→はくさい)し、炒める。
■いか、えび、あさりを加え、熱が通るまで炒めたら、おろしにんにくを入れ、しおこしょうで味を調える。
■水溶き片栗粉を入れ、とろみがついたらあんの完成(ここでも味を調整して下さい)。
■炊いたご飯をジップロック等の袋に入れてぐにゃぐにゃになるようにつぶす。
■ごま油を敷いたフライパンを強火で熱し、ぐにゃぐにゃのご飯を入れて平らになるようにへらを使って両面おこげを作る。
■お皿に盛ったら上からあんをかけて完成!
+おこげはカリカリになるまで焼いて下さい!本当に焦げないように気を付けて!
こんな飯は?
実は女性に大人気のエビマヨ。
中華料理屋だけでなく、ワタミなどの居酒屋でもよく見ますよね。
でもこの中華料理、何千年の歴史とかは全くないんです。
なんと生まれは1990年。
本場中か料理の歴史と比べればまだ生後数か月程度。
おぎゃおぎゃ言ってるくらい。
お母さんは誰だかご存知でしょうか?
そう、あの周富徳さんです。
え?知らない?年がわかりますねw
そう、残念ながらすでに亡くなっています。
そりゃメディアにも出れません。
今思うと料理人にもその時その時ではやりがあります。
今旬なのは川越シェフでしょうね。
彼が何か料理を残しているのかはわかりませんが、
ただの評論家で終わってしまっては悲しいですよね。
ということで、本日は周さんをしのんで、エビマヨのレシピをば。
甘めの味付けですので、お好みで調整下さいませ。
ブラックタイガー 300g
天ぷら粉 大2
しお・こしょう 適量
レタス 適量
スイートチリソース 60g
練乳 30g
マヨネーズ 50g
■えびは軽く流水であらい背ワタを取ったらクッキングペーパーでふき取っておく。
■チリソース〜マヨネーズをよく混ぜておく。
■さらにしお・こしょうをしたらビニール袋に入れ、天ぷら粉を加えてよく混ぜておく。
■油をしいたフライパンを中火で熱し、先ほどのエビを入れて両面がカリっとするように焼く。
■混ぜたソースを加えて全体に絡めたらレタスをしいたお皿に盛って完成!
+ソースは軽く絡める程度に!カリカリさを大事に!
こんな飯は?
ほしあわびってなんでしょ?
ほしあわびとは、とれたあわびの殻をとり、茹でた後に天日干ししたものです。
一回茹でるのは洗浄の効果があります。
また、天日干しにすることでアミノ酸が増え、うま味が増えます。
このほしあわび、中国ではフカヒレ・燕の巣とあわせて、三大食材の一つと位置づけられています。
日本の赤飯のように、特にお祝い事で出される、めでたく贅沢な食材なんです。
ほしあわびは生のあわびより高いのですが、これはほしあわびに適したあわびが少ないことが原因の一つ。
つまり、流通する全てのあわびよりも数がさらに少ないんですね。
もちろん、加工という行程を経ていることもあります(干すのは数年だったり!)。
それでも一生に一回くらいはほしあわびを食べてみたいもの。
手に入れた暁には、おいしく調理したい!
ということで今回は素材であるあわびの味を堪能するためのレシピをご紹介!
出汁とりが命です!
ほしあわび 適量
煮干し 10本
昆布 2枚
しょうゆ(濃い口) 小1
みりん 小1
片栗粉 小1
水 約1カップ
■冷凍ほしあわびは調理の半日前には出しておき、自然解凍する。
■煮干しの頭を採ったら鮑が全て浸る水に30分ほどひたし、火にかけて沸騰するまえに弱火にして煮込みつつあくを取る。
■出汁はこしたら鍋に戻し昆布を加え再度火にかけ、沸騰直前で昆布を取り出す。
■この出汁にほしあわびを加えたら、しょうゆ、みりんを入れ煮る。
■水溶き片栗粉を入れよく混ぜたら完成!
+味はしょうゆの量で好きなだけ調整して下さい!
こんな飯は?
中華料理店「糖朝」の杏仁豆腐がすごく美味です。
初めて食べたのは名古屋の高島屋だったのですが、人待ちをしているときに偶然、糖朝に入りました。
マンゴープリンなど他の中華デザートも充実しているため、大変目移りしました。
ものすごく迷いつつ、この杏仁を選びました。
普通のものと、マンゴーをのせたもの、イチゴをのせたものなどがあって、私はマンゴーをのせたものをチョイスしました。
運ばれてきたものは生成色をした丸っこいお豆腐のようなものに、細かく刻んだマンゴーとシロップがかけてあります。
中華スイーツらしく、レンゲを使って食べるところも素敵です。
少し掬って口の中に入れてみると、しっとりとした上品な甘さでした。
よく冷えていて、口当たりが良い。
本当に美味しいスイーツです。
今まで食べたどのような杏仁豆腐よりも柔らかく、きめが細かい気がしました。
一緒に運ばれてきた中国茶を飲みながら、一口ずつ大事に食べていきました。
口いっぱいに広がる甘さが決してしつこいものではなく、すごくあっさりしています。
日常的にあまりマンゴーを食べたことがなかったので、それも大事に食べました。
夏の暑い時期に食べるのには、打ってつけだと思いました。
あと、これは値段的にも完全に大人のスイーツなので、子どもには食べさせたくないな、と思えます。
ゆっくりと静かに食していきたいような、愛すべきスイーツです。
間違っても、がつがつと猛烈な勢いで食べてしまいたくありません。
その後、糖朝は京都の高島屋にもあることを知って、ときおり暇を見つけて通っています。
このスイーツは贅沢な大人の食べ物だなあ、と食べるたびに実感しますね。
甘いものが苦手な方にも、お勧めしたいです。
こんな飯は?
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