キムチ×爆発。乳酸菌により発酵し輸送中に爆発。

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昨日の夜にたまたま食べたので、今回はキムチについてほりほり。

今やキムチはすぐでるおつまみとして、どの居酒屋にもおいてあるくらい日本でも普及しています。
昔は「朝鮮漬け」なんて呼び方をしたそうです。
元々は朝鮮半島の北方で作られていた越冬用の食べ物でした。
作りはじめの頃は青唐辛子を使っていたため白かったのですが、
日本から赤唐辛子が渡り、今の赤いキムチになったそうです。

そんなキムチはご存知の通り韓国(というより朝鮮半島か)の家庭料理です。
冬になる直前に朝鮮の家庭ではキムチをたくさん作ります。
これをキムジャン(もしくはギムジャン)といい、一つの行事になっています。
ちなみにこのキムジャン、先日我が日本の食事、和食が登録され無形文化遺産に登録されています。
(キムチも登録しようとしたが、そちらはダメだったよう・・・)

キムジャンの時にはキムチを大量に作るため、行事後には親戚などへ箱詰めして送る人も多いそう。
ですが、思い出してください。
キムチ=発酵食品。

・・・そう。
宅配業者に送り出した我が子はその道のりでもすくすくと育つんです。
乳酸菌によりもりもり発酵をしたキムチからはガスが生じます。
そのため密閉した袋等などで常温保存すると数日で破裂してしまう。
これがキムチ爆発という現象でございます。

まぁ実際は汁が漏れる程度だったりするようですが、
それでも自分が配達員だったらかなりやる気がそがれます。

しかし、この乳酸発酵によって多くのアミノ酸やビタミンが生成されるため、
寒さの厳しい朝鮮半島では栄養豊富な保存食として重宝されてきたのも事実。

せっかくおいしく栄養満点なキムチ。
うっかりタッパーに入れたまま部屋に放置して、家に帰ってきたら何から何までキムチ臭まみれ、
なんて事になってキムチを嫌いにならぬよう、皆様キムチの管理にはお気をつけ下さい。

ではまた。

こんな飯は?