季節問わずスープや鍋などの煮込み料理を出す頻度が高いわが家です。
特に今年はル・クルーゼのココットジャポネーズという,浅めの鍋をプレゼントにいただき,
それで鍋料理が楽しくなったことをいいことに,鍋料理の頻度が昨年に比べ高くなりました。
鍋料理ですと,野菜が多く摂れますし,肉・魚とも調理するので栄養バランスも期待が持てます。
スープにこだわって最後のしめの料理まで味わうこともできますし,
逆にスープをシンプルにして,つけだれを複数用意してこだわることもできます。
私がよく作るのは「トマト鍋」です。ここではだしは取らずに,食材の旨味でお鍋をいただきます。
用意するのはトマト,鶏肉,玉ねぎ,ズッキーニ,ピーマン,きのこを数種類です。
きのこを数種類用意するのは,以前料理本を読んだ時に,
きのこ一種類よりも複数あったほうが旨味がより出やすいとあったので,それを参考にしました。
野菜もトマト以外,決まったものを入れる必要がなく,その日の冷蔵庫にあるものでもよいです。
食材を食べやすい大きさに切り,鍋に入れていきます。
その後は水を1カップと塩少々を入れ,火にかけます。
その際,熱が加わることで食材から旨味が引き出されますので,スープの素は一切入れません。
具材に火が通ったら,完成です。
簡単においしく野菜の旨味をいただき,野菜や肉そのものを楽しむことができる一品です。
こんな飯は?
まだまだ寒い日が続きますが、なんだかんだで春が近づいてきましたね。
今年は寒さが厳しくてウンザリさせられたものですが
その分、果物が美味しかったように思います。
我が家では親戚から林檎が沢山送られてきて毎日林檎三昧でした。
1日1個で医者要らずと言われる林檎ですが
いくら美味しくても続くと飽きてくる訳で。
飽きてくると私はいつも焼きリンゴを作ります。
「でも、焼き林檎ってオーブンがいるでしょ?」って言われる方がおられますが
オーブンが無くても出来るんですよ。
トースターを使うんです。しかも超簡単。
1 林檎を2つに割って芯を繰り抜きます。
2 バター(もしくはマーガリン)に砂糖を加えた物をよく混ぜて芯の部分に詰め込みます。
(林檎の大きさによってバターとお砂糖の量は変わるので適当に調整してください)
3 バターを詰め込んだ林檎をアルミホイルで包みます。
4 トースターに入れて15分焼いたら完成!
大きい林檎だと15分では焼き足りないかも知れません。
焼き足りない時は数分追加してみてください。
出来上がった焼きリンゴはそのまま食べても美味しいですが
バニラアイスクリームを乗せたり、ヨーグルトをかけたりしても美味しいです。
……むしろ、さらに美味しくなります。
林檎を食べ飽きた時に、是非お試しくださいね。
こんな飯は?
ふんわりおいしい超簡単ハンバーグのレシピです。
ハンバーグっていつも作るとコゲちゃったりしてて、すごく苦手な料理のひとつだったのですが、
TVで見て、これならできるかも!と思って作ってみたのが、すごくおいしかったので是非作ってみてほしいです。
材料は
びき肉お好きなだけ(合挽)
パン粉適量、牛乳少々、玉ねぎ1個、コンソメ(キューブ型1~2個)
卵、ウスターソース、ケチャップ、水300~400cc。
これだけです。
①ボウルにパン粉を入れ、牛乳でパン粉が吸うくらい入れる
②ひき肉、卵、すりおろした玉ねぎを①に混ぜます。
③ハンバーグの種ができたら、形成してフライパンで焼きます。
両面が焼き色つく程度でOK。中はレアでも大丈夫です。
④水にケチャップ、ウスターソース、コンソメを混ぜたものをフライパンにどばーっと投入します。
⑤蓋をして火が通るまで煮込み、火が通ったら蓋を開けて水分を飛ばします(水っぽかったソースが最後はとろみのついたソースになります)
私はよくエリンギやしめじを一緒に煮込みます。
ナスなども合いそうですよね。
このレシピでコゲのハンバーグとはおさらばできました。
玉ねぎも炒めず、煮込むだけという簡単レシピなので、是非試してみてください。
(最近は太ってきたので、豆腐を混ぜちゃったりもしてます)
こんな飯は?
20代の頃住んでいた街に、老舗のイタリアンレストランがありました。
お店は小さいのですが、雰囲気から、ずっとこの街にあって地元の方に愛されてきた様子。
ワインのボトルが窓辺にたくさん飾ってあり、気さくですが、少し大人な雰囲気。
常連さんが夜な夜な訪れている様子でした。
その雰囲気に憧れ、いつかはのぞいてみたいと思っていましたが、若かった私は、一人では訪れる勇気がありませんでした。
ある日、職場の先輩が一緒に行ってみない?と誘ってくれて、ついにそのお店に行けることになりました。
想像通りの小さなお店ですが、その雰囲気は思ったとおり。むき出しの梁がいい色に変化していて、壁には落ち着いた絵画が飾られています。
ワインリストにはカジュアルなワインがたくさん。
こころが弾みました。わくわくしながら私がチョイスしたのは、小エビのクリームパスタでした。
普段はクリーム系のパスタは苦手で注文しないのですが、きっとここなら、と期待をこめての選択です。
サーブされたパスタは、見た目は至って普通。まあ、小エビですから。マッシュルームがなんだか缶詰っぽい。私もよく使うフツーのベーコン細切れに、タマネギ。ちょっと不安になりながら、一口目。味がしない。まさかと思いながら食べ続けましたが、やっぱり、味がしない、いや、むしろマズい。
しかし、ご馳走してくれた先輩の手前、半ば涙目になりながらも完食しました。
それから10年が過ぎました。その後、そのお店には一度も行っていませんが、お店は今も営業しています。
むしろ結構繁盛しているようです。
後にも先にも、外食であんなに美味しくなかったことはありません。
通りかかるたびに、そこに連れて行ってくれた先輩(主人)と、マズかったよね。でもまだやってるね、なんでだろうね、と話します。今では懐かしい思い出です。
こんな飯は?
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