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手巻き寿司の歴史は江戸っ子の歴史。でも実は東南アジア出身です!

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かいわれ巻き巻き ねぎとろ巻き巻き 巻いて 巻いて 手巻き寿司〜♪
このフレーズのメロディーがさっと浮かぶあなた、年齢お察しします。
(これはミツカン酢のCMで、とんねるずが出演してました)

たまたまこの音楽をYou tubeで見つけたので、本日は手巻き寿司を掘ってみることに。

お寿司の一つである手巻き寿司の発祥。
それは江戸時代にまでさかのぼります。
当時の賭場である鉄火場。
江戸っ子は何かとせっかち。
ましてや賭場での一秒はそのまま収益にかかわる。
ここで急いで稼ぐために食事などはぱっと済ませたい。

そのため手を汚さずに(海苔のおかげ)手軽に食べられる食べ物が求められ、出てきたのが手巻き寿司です。
ご存じのとおり、別名鉄火巻きとも言いますよね。

ちなみに、感情をモロにだした獰猛な人が集まる場ということで、
熱い鉄になぞらえて鉄火場といわれています。

ところでこの手巻き寿司が流行ることに、海苔が一役かっております。
もともと海苔自体はありましたが、四角い板海苔が登場しました。
この四角い海苔によって巻きずしが簡単に作られることとなり、一般庶民へと広がりました。

寿司自体のルーツは東南アジアだといわれています。
それは、BC400年ごろ。
保存食として水産物を塩漬けにして数か月発酵させたのがその始まりです。
それらが中国・韓国経由で奈良時代に日本に入ってきたのです。

江戸時代のせっかちさが生んだ寿司という日本を代表する食べ物。
それも今やゆっくりしっぽりと食べる高級品。
おにぎりが高級品になる日もくるのかも 笑

ではまた。

こんな飯は?

ふぐ刺しを激安で食べる方法。その秘密は「ミガキ」にあった。めったに食べれないトラフグの刺身もこれで食べれます。

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皆さんはフグの刺身を食べたことがありますか?

フグにも色々な種類がいて安価なものもありますので、
あるという方も多いかもしれません。

しかし、やはり刺身といえばフグの王様トラフグです。
正直シロサバフグなどとは比べ物にならないくらいおいしいです。
でも、値段の方も比べ物になりません。

お店などでいただくと一皿何千円、
場合によっては何万円とすることもあるでしょう。

そんなトラフグのお刺身、フグの漁場として有名な山口県の方でも
滅多に口にすることはないのではないでしょうか。

実際に私は山口県に住んでいますが、
友達などでもトラフグを食べたことのある人は少なかったですね。

やはり店で食べるとお値段がはること、
フグには毒があるため免許の無い者には捌けないので
家庭では調理ができないと思っていることが理由だと思います。

しかし、実はこの2つの原因を解消する方法があるのです。
その方法はずばり
「市場でフグを買って自分で料理する」です。

え?自分で料理はできないんじゃないの?
と思われた方も多いでしょう。
確かに釣り上げたままのフグを勝手に調理する事はできません。
ですが実は、市場へ行くと「ミガキ」という状態になったものが売っています。
これを調理する事は家庭でもできるのです。

「ミガキ」はフグの毒のある部分だけを取り除いたものです。
ですので、見た目はスーパー等でパックで売っている他の魚のと変わりません。
もちろん骨もついています。
違いは皮がむいてあるのでつるんとしているくらいでしょうか。

「フグは毒がある」という話は有名ですが、
実はそれは卵巣などの限られた部位だけで
そこを取り除いてしまえば、その後は誰が捌いてもいいのです。
これは意外と知られていないようですね。

なので市場で「ミガキ」さえ買えば
家庭でお安くフグ刺しが食べられます。
確かにお店のように透き通るほど薄く切るのは難しいですが、
逆に言えば食べ応えのあるフグ刺しが出来上がります。

うちでは冬場になると下関市の唐戸市場へ出かけ、
「ミガキ」を買って自分たちで捌きフグ刺しとフグ鍋を頂きます。
お腹いっぱい食べてもひとり5,000円程で済みます。
コラーゲンたっぷりでとってもおいしいですよ。

手が届かない高級品と思っていたフグを安く食べる方法、
近くにフグの水揚げされる市場のある方は是非挑戦してみてください!

こんな飯は?

こんな美味しい蟹食べたことが無い!津居山カニ、是非食べてみて。とにかく安くて美味しいのです。

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今まで食べたカニはオホーツク海でとれた冷凍モノ・通販で購入した北海道の毛ガニ・たらば等、ピンからキリまであるもののどんなに安くても冷凍モノでもそれなりに美味しかった。むしろそれが当たり前だと思ってその境遇に慣れていました。また、冬のシーズンに新潟方面に旅行をすると越前ガニが夕食に出されます。これも高級で有名なだけに美味しかった。

ところが兵庫県豊岡市の津居山漁港で水揚げされた「津居山(ついやま)カニ」を食べてからはカニに対する見方がガラッと変わりました。同じカニなのに、津居山カニだけは全く別物でした。

殻から身を取り出した時のボリューム感も抜群ですが、何と言っても甘さが違います。兵庫県豊岡市は城崎温泉にて、温泉旅館で出される津居山カニももちろん美味しいです。格別です。
ですが私がおすすめするのは雪が舞い散る真冬の豊岡の津居山漁港に行って、実際にその漁港で売っている生の津居山カニを買うのです。
そしてまだ生きているのをトロ箱に入れて、自動車で家に持って帰って、自分で焼くのです。
100円均一ショップで売っているクッキング用の使い捨て網器具の上にカニを置き、ガスコンロの火(とろ火)で自分の好みの焼き加減になるようにあぶります。そして火傷に注意しながら口いっぱいにほおばって食べる。かにすき、かにの刺身、ゆでカニを食べるのも美味しいですが、私は津居山カニは焼いて食べるのが一番美味しいと思います。(関西人は日帰りが可能ですが、他地域の方人は無理だと思います。自分の家で食べるのが一番ですが、旅館やロッジで焼いてもらって食べるのも格別の美味しさです)

なお、兵庫では津居山カニと呼びますが、京都ではこれを「間人(たいざ)ガニ」と呼んでいます。漁港が違うだけで同じ漁場でとれたカニです。また、間人ガニは「どっちの料理ショー」という番組の特選素材として「かにすき」の材料として選ばれていました。結果は勝っています。

それと大阪で、かにの看板で有名なカニ料理専門店でお客さんに出しているカニは、兵庫県豊岡近辺の漁港でとれたカニだったと思います。津居山漁港ではなかったと思いますが、確か近くの漁港でした。とにかく安くて美味しいのです。(大阪のその店自体も元々は豊岡の会社です)

世間的には美味しいカニは福井や新潟、北海道というイメージが強いですが兵庫県豊岡の津居山カニ(京都府の間人ガニ)は知る人ぞ知る超高級の最高のカニですから、興味がある方はぜひ一度城崎温泉に行って食べて頂きたいと思います。

こんな飯は?

名古屋名物ひつまぶしの食べ方と豆知識。うなぎの焼き方も乗せ方もちょっと違うんです。

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名古屋名物の一つでもあるひつまぶしは鰻の蒲焼を細かく刻んでご飯に混ぜて食べる料理です。
名古屋で有名な「あつた蓬莱軒」のひつまぶしは、薬味、出汁、吸い物、香の物付で3600円です。
土日ともなれば観光客も含め多くの人で行列ができるほどです。

ひつまぶしの語源だが「おひつのご飯に鰻の蒲焼をまぶす」という説があります。蒲焼といえば関東風は蒸してあるのが中心ですが、ひつまぶしは焦げ目ができるほどしっかりと香ばしく焼かれた鰻に奄美の強い濃い目のタレが絡められています。

普通の鰻丼と違い食べ方も独特です。まず、香ばしくタレ焼きされた鰻がのったおひつが提供されます。
このおひつに入った鰻丼ですが、見た目にもたっぷりと鰻がのっていますが、さらに鰻とご飯が2層になっていて、ご飯の中にも鰻が隠れているのです。

最初に、おひつに盛られたものを4等分に分けます。一膳目はそのまま食べて鰻の味を楽しみます。
二膳目は海苔、ねぎ、わさびなどの薬味を加えて味にアクセントを加えて食べます。三膳目は出汁を加えてお茶漬けにしてさらさらと食べます。
そして、最後の一膳は自分の好きな食べ方をするのが一般的である。人によって最後の一膳の食べ方はバラバラでしょうが、私は二膳目の薬味を加えたものが好きなので、だいたい最後はそのパターンで食べています。

こんな飯は?