「焼き物」カテゴリーアーカイブ

小麦の無限の可能性。ねぎ焼き、お好み、とん平焼き!レシピの違いで七変化!

BaKYOeGCYAAIqmtねぎ焼きとお好み焼きの違い。
みなさんはご存知ですか?
そう、中身が全然違うんです。

料理自体は関西ご出身のようで、関東出身の私としてはこの名前になじみがありませんでした。
ですが、社会人になり夜の機会が増えるとたまに耳にするようになり気になってきて・・・
いつもの如く調べました。

その違いは、名前の通り具にあります。
お好み焼きは主にキャベツ主体。
片やねぎ焼きはキャベツではなくねぎ主体。
また、筋煮込み(こんにゃく入り)を使うのも特徴の一つ。
そして味付けにも大きな違いがあります。
それはしょうゆを使っていること。
この組み合わせになると、お好み焼きとの違いを容易に想像できますね。
同じ哺乳類(生地が小麦粉)だけど、犬と猫の違いみたいな。

ただ、ねぎとキャベツの愛称も悪くなくそれぞれにいい味を出すことから、
お店によってはキャベツと半分ずつにしたりと、いろいろなバージョンで楽しまれております。
このあたり、小麦粉の偉大さを感じますよね。

なお、このねぎ焼きの発祥は大阪のとあるお好み焼きやさん。
「ねぎ焼き」という単語は商標登録をされております。
もともとは店主が我が子に食べさせるために作っていたのですが、
それ美味そうやんけ!というお客さん(イメージ昼間から飲んでそう)がリクエストしてメニューになったそう。

ちなみに、同じ哺乳類として中身が豚バラになり卵のふたが閉じられると、とん平焼きに(味付けはソース)なります。

小麦粉はうどんになったり、パンになったりと主食として優等生。
そのまま食べられないのがたまにキズですが、そのバリエーションの多さには可能性を感じます。

無限の可能性で私たちに夢を与えてくれる小麦に感謝!

こんな飯は?

ホタテ×バター×北海道。旬のヒミツは・・・ユニセックス!ぜひご旅行は夏前に!

BaTN7yUCcAAZ3FAホタテバターはみんな大好き。
ホタテとバターは相性抜群ですよね。
でもあくまで主役はホタテ。
今日はそんなホタテさんについてほりほり。

貝の王様(と勝手に思ってますが)、ホタテは寒いところが大好き。
日本で言えば東北から北海道が主な産地となっております。
やはり北海道が大きな産地となっています。
実はあの大きさ(10〜20cm)になるには、3,4年ほどの年月が必要です。
大人になるまで結構時間がかかるんです。

ホタテの旬は春も終わりの5,6,7月。
これは産卵を終え、不要な生殖器がなくなる(!)ためです。
ちなみに繁殖期は真冬の2月あたり。

ところで、ホタテにも天然と養殖がありますが、
この天然ホタテも実は養殖のようなもの。
生まれたての稚貝を海に放ち、3,4年をかけて育てて捕獲します。
これを地撒きと言うそうです。

最後にプリップリの貝柱について。
貝柱は必ず繊維方向に切って食べること。
繊維を分断する方向に切ってしまうと、
せっかくのプリプリ感がなくなってしまうそうです。

いくらホタテバターが美味しいとはいえ、
やはり鮮度は大事です。
北海道などに行った際はぜひともその場で焼いてくれる市場へ行って見てください。
新鮮!という言葉を思わずいってしまうほど、違います。
あれを食べずには死ねません 笑

ぜひとも。

こんな飯は?

焼きそばパン激ウマレシピ。秘密はちょっぴり甘めのコールスロー。

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パンが好きでよく食べています。
中でも焼そばパンが一番好き。
コッペパンに切れ込みを入れ、焼そばをはさみ、紅しょうがをトッピングしたモノが一般的ですよね。

パン屋でアルバイトをしていたことがあり、惣菜パンの担当だった私は焼そばパンも作っていました。
そのパン屋では、焼そばをお店で作るのではなく、出来上がってパウチされたものを仕入れ、湯煎で熱を加えてから使用。
味は、普通の焼そばよりも若干しょっぱめでしたね。

日々、せっせと作っていたのですが、そんな中で思っていたことがあります。
シンプルな焼そばパンもいいけど、もっと手を加えれば、焼そばパンはきっともっと美味しくなるはず!

でも、一体何を加えればいいのか…。

そんなある日、見つけたのです。
私の人生史上、最高に美味しい焼そばパンを。

それは近所のパン屋さん。
パン屋さんと言っても、パンを作っているわけではなく、ヤマザキなどのメーカーパンがメインです。
そこで、ちょっぴり変わった焼そばパンを発見したのです。

その焼そばパンには紅しょうがの他にもトッピングがついていました。
トウモロコシの入った白いソース…?

食べてみたところ、それは、ちょっぴり甘めのコールスロー。
しょっぱめの焼そばの上にほんのり甘く、でもかすかに酸味の効いたコールスローです!
そこにトウモロコシのプチっとした食感と野菜独特の優しい甘みがマイルドに絡み合い…
コッペパンの素朴な味わいともマッチし、さらに上品さをプラスしています!

その日から、そのパン屋に通いつめ買いまくる日々でした。
しかし、ある日パタッとお目にかかれなくなってしまったのです。

お店のおじさんに聞いたところ「う~ん。販売終了しちゃったみたいだね。」

今となってはもう幻の焼そばパン…。
料理に自信のある方は、作ってみてはいかがでしょう。

こんな飯は?

余ったご飯でお家せんべい。ちなみにせんべいの由来は焼く工程で何回も裏返すので、「千べん返し」という名で呼ばれていたのが、「せんべい」と なったらしい

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うちではたまにArnest(アーネスト)の「ベーカリー」(せんべい用のフライパン)を

使って手作りせんべいを作ります。プレスタイプのフライパンなので、作り方はとても

簡単です。特に残ったおもちやご飯を処分するときにはよく作ります。まず、耐熱ボールに

切り餅を入れ、水を加えて柔らかくなるまで温めます。水があったら、水を捨て、ふりかけや

具を加えて混ぜます。フライパンを温めて、油を薄く引いたフライパンに混ぜたお餅を置き、

プレスしながら両面ずつ焼きます。うちでは小エビとごま塩の組み合わせやしらすとごま塩の

組み合わせが人気です。

 残ったごはん茶碗一杯もあれば、これまたおいしいおやつになります。必ず冷たいご飯は

フライパンに入れる前に温めないと、せんべいを作るのに時間がかかります。うちでは、

よくナッツ系も加えます。ピーナツやアーモンドといったものを少し砕いて加えます。

私は、変わり種の抹茶ピーナツがお気に入りです。こうして残ったご飯やお餅が大変身して、

サクサクのおやつになります。米粉では作ったことがないのですが、米粉でもできるようです。

 できたてのせんべいは本当においしいです。家族みんなが大好きですし、残り物がおやつに

なるので、このフライパンが一つあると重宝します。

 ところで、せんべいの由来は、せんべいの種類によっても違うようですが、御茶屋さんが

売れ残りの団子をどうしたものかと考えて、干して焼いたのが始まりだそうです。

なので、「残り物」がおやつに大変身という感覚は昔からの方法なようです。また、

焼く工程で何回も裏返すので、「千べん返し」という名で呼ばれていたのが、「せんべい」と

なったと言われています。世の中にはせんべいチョコレートというものがあるそうですので、

変わり種として、ぜひ今度チョコレートを使ったせんべいにも挑戦したいと思います。

こんな飯は?