問題です。
なすは野菜でしょうか、果物でしょうか?
そうです、野菜です。
これは簡単ですね。
ではいちごは?
どちらでしょう。
答えは野菜です。
うーん・・いちごって野菜なのか・・。
そんなみなさまは野菜と果物の違いをご存知でしょうか?
こんな時は定義大好き、お役所に聞けばわかるはず。
野菜や果物ですから管轄は農水省ですね。
どーなんですか?農水省さん!
農:「はっきりしていません」
・・・
えええ!?
農水省さん!はっきりして!
と言っても無理な話。
野菜と果物の違いって、
様々な場面で色々な区別の仕方があって一通りじゃない。
そうなんです。つまり、全ての場面で通用するルールが無い。
例えば生産分野だといちごは野菜ですが、市場などでは果物として扱われます。
しかもこれらは国内ルールだから、世界になると正確な分類とか絶対無理。
まぁ、だから、おかずになるものは野菜、デザートになるものは果物的な、
至極一般的な分け方で全然かまわないわけですね。
ですので、そんな事は気にしないよう、ナスを使ってさっぱり料理を。
ナスって実はすかすかなんですが、このおかげで揚げ浸しにするとダシをすって美味しくなる。
じゅんじゅわーな揚げ浸しの作り方をご紹介します!
ナス 2本
ピーマン 2個
めんつゆ(濃縮3倍) 大4
水 3/4カップ
みりん 大1強
お酢 大1弱
サラダ油 適量
■ナスは洗って大きめの一口大に切り、皮には切り込みを入れておく。
■ピーマンも洗って種を取り、縦方向へ食べやすい大きさに切る。
■サラダ油を170℃程度に加熱したらナスは皮を下にして入れ、反転させて全体に火を通す。
■ピーマンも同様に揚げたらどちらも良く油をきっておく。
■めんつゆ~お酢を混ぜ、鍋に入れたら一煮立ちさせ冷ます。
■温かいうちにナスとピーマンをタッパーにしきつめ、タレを上からかけて冷蔵庫で適当に冷やしたら完成!
+しっかりと煮立たせることでお酢の角が取れます!
こんな飯は?
中々お高く手が出ない和食。
そんな懐石料理とはなんぞや。
それは昔の茶の席の際に出されたお・も・て・な・し料理がその由来です。
そしてこの懐石という名前は禅の修行僧の空腹時の対応、温石を語源としています。
腹が減ってどうしようもなかった禅僧は、温めた石をお腹に入れて対処していたのです。
温石の風習から時がたち、いつしか修行の厳しさも緩くなったころ、
少しだけ夕食を取るようになりました。
これが言葉を変えて懐石になったそうです。
そんな懐石料理を本日はおうちで再現。
文明の利器/蒸し器を使って、
はんなりほんのり、やさしい味の懐石料理を家で簡単に作っちゃいましょう。
海鮮の具(カキやエビなど) 適量
だし汁(白) 100g
よせ豆腐 半丁(100g~200g)
大根 5cm
卵白 1個分
ネギ 5cm
みつば 適量
片栗粉 適量
■適当な大きさの鍋に海鮮の具とだし汁を入れて一煮立ち。
■豆腐はスプーンなどですくい取り、器に入れておく。
■大根は皮をむきおろしがねでおろし、卵白を入れてよく混ぜる。
■三つ葉を軽く洗っておき、鍋から具だけを取り出して、豆腐の上に盛り、先ほどの混ぜた卵白をのせる。
■上からラップをして、せいろなどを使って10分弱蒸しあげる。
■この間に鍋のだし汁に片栗粉を適量入れて程よくとろみをつけておき、ねぎをみじん切りにする。
■蒸しあがった豆腐へだし汁をかけ、更にねぎを振ったら完成!
+薄味なので、しおなどで調整しても美味しいです。
こんな飯は?
清水寺の北1km程にある懐石料理の名店、未在。
本年で8年目という、懐石料理の店としてはまだまだ若いこの店は、
店名とは裏腹に料理界において大きな存在感を持っています。
それもそのはず、すでに2年連続ミシュランにて3ツ星を獲得している超名店なのです。
オーナーである石原仁司氏はかの京都吉兆にて修行を積み、総料理長まで経験をされた方。
その腕から作られる懐石料理の数々は、値段を超えた驚きと感動を皆へ与えてくれます。
まぁこういったお店を訪れるのであれば、値段なんか気にしていちゃいけないと思いますが。
3万オーバーもざらなこんな高級店には庶民の私はなっかなかいけません。
なので本日もおうちでできるレシピをご教授致します。
本日は青菜(しゅんぎく)と蟹をお出汁でまとめてみました。
家族の美味しゅうございますが聞ければ、それは自分にとっての3ツ星と言っても過言ではないでしょう。
みそ 200g
味噌汁の具(お好きなものを) 適量
だし汁 1カップ
みりん 30g
しょうゆ(薄口) 30g
しゅんぎく 1束
かに(足) 10本分
■みそを4-5cm程度の球形にして1日天日干ししておく(その後冷蔵保存)。
■だし汁~しょうゆを鍋に入れ一煮立ちさせ放置しておく。
■しゅんぎくを洗って水をたっぷり入れた鍋に入れ、こちらも一煮立ちさせたら水をしっかりと切る。
■他の鍋で好きな味噌汁の具をにて味噌を入れて良く混ぜておく。
■先ほどのしゅんぎくを一口大に切り、だし汁へ入れて程よく放置。
■かにの足から綺麗に身を取り出し、器へ盛った先ほどのしゅんぎくへのせ、だし汁をかけて完成!
+しゅんぎくが嫌いならば、ほうれんそうなどの他の菜っ葉で対応可能です!
こんな飯は?
おこげ。
それは歯につくけどやめられないアイツ。
今では高級料理のこの料理も、なんとその発祥はたまたま。
ある人がお客さんをもてなそうとご飯釜を見ると、
すでに料理に使ってしまいご飯がありませんでした。
そこで、ご飯釜に残っていたおこげを油で揚げ汁ものをかけて出したところ、
お客さん的に大ヒット!
これが時間をかけて伝わり、今のおこげ料理になっているそうです。
ということでおこげ料理のレシピをご紹介します・・・
と、その前に。
今回はおこげ料理の名店もご紹介します。
その名は「均元楼」。
皆様ご存じ、横浜中華街に店を構えてすでに半世紀以上。
ここの五目あんかけおこげは一回食べたら忘れられない程、深く味わい深い一品です。
私も教えて頂いてから数回伺って食べておりますが、まだまだ飽きが来ません。
厳選された素材からなる複雑なあんの味が、程よく固められたおこげに相まって・・・
一度でよいです、ぜひとも皆様のご賞味あれ。
しっかりとお腹のキャパシティは空けておいてくださいね。
おかわりしてしまうかもしれませんから。笑
はい、横浜なんぞすぐには行けんわ!という方のために。
おうちでも作るおこげ料理の作り方をご紹介。
今回は海鮮を具としてあんを作りました!
ちょっと手間がかかりますがとってもおいしいので、ぜひとも一度お試しください!
いか 100g
えび 100g
あさり 100g
にんじん 1/2個
はくさい 1/4個
ピーマン 1個
たまねぎ 1/2個
おろししょうが 10g
おろしにんにく 5g
しおこしょう 適量
ごま油 50g(5g+45g)
水 1/4カップ
片栗粉 10g
ごはん 3杯分
■いか、えび、あさりは下ごしらえをし、いかは適度な大きさに切っておく。
■にんじんは良く洗い皮をむけ、他の野菜と共にこちらも適度な大きさに切っておく。
■強火で熱した鍋にごま油を入れ煙が出る前におろししょうがを入れる。
■野菜を固い順に投入(にんじん→たまねぎ→ピーマン→はくさい)し、炒める。
■いか、えび、あさりを加え、熱が通るまで炒めたら、おろしにんにくを入れ、しおこしょうで味を調える。
■水溶き片栗粉を入れ、とろみがついたらあんの完成(ここでも味を調整して下さい)。
■炊いたご飯をジップロック等の袋に入れてぐにゃぐにゃになるようにつぶす。
■ごま油を敷いたフライパンを強火で熱し、ぐにゃぐにゃのご飯を入れて平らになるようにへらを使って両面おこげを作る。
■お皿に盛ったら上からあんをかけて完成!
+おこげはカリカリになるまで焼いて下さい!本当に焦げないように気を付けて!
こんな飯は?
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