梅雨に入り、不安定な天気が続いています。梅雨はその名のごとく「梅」の季節です。
スーパーでは梅の実、氷砂糖、焼酎、果実びんなど、梅仕事をするのに必要な商品がたくさん並んでいます。ご家庭で梅を漬けるといえば、梅干し、梅酒、梅シロップの3種類が一般的でしょうか。
我が家では、お酒を飲めるメンバーがいないので、梅干しと梅シロップを毎年仕込んでいます。
まず梅干し。
こちらは黄色く熟した梅を使います。
少量であれば、食品用のジッパー袋などビニール袋を使って手軽に仕込むことができます。
塩漬けして水分が出てきたらそのまま保管し、梅雨明けに数日天日干しすることで仕上げます。
途中で赤紫蘇を入れると、市販されているような赤い梅干しになります。手作りの梅干しは酸っぱくてしょっぱいですが、昔の人の知恵がつまったアルカリ食品ですので、からだのためにも食べ過ぎない程度に日々摂りたいですね。
次に梅シロップ。
こちらは青梅を使います。
黄色く熟した梅を使っても良いのですが、ブクブクと泡立って発酵がすすみやすいようですので、青梅をおすすめします。青梅と砂糖を等量、ガラス瓶などに交互に詰めて仕込みます。
うちは100均にあるレトロな瓶を2-3個使っていて、1瓶あたり梅が300-400g仕込めます。
毎日ビンをゆすって砂糖とシロップをまんべんなく梅にあたるように育てていくと、一週間ほどで梅が漬かる程度のシロップが出ます。
3週間から1ヶ月ほど置くと、梅がシワシワになってシロップが出きったところで完成です。梅シロップは5倍程度に薄めます。お水でも、炭酸水でもどちらでも美味しくいただけますよ。
梅干しも梅シロップも、ジャムよりも手間が少ないので気軽に挑戦できる保存食です。
特にお子さんのいるご家庭でしたら、梅シロップは大人気になること間違い無し!
手近に準備できるもので一度試してみてはいかがでしょうか。
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