原宿といえばクレープ。クレープの誕生秘話。奇跡の蓄積で今の生活があるんだなぁ(みつお)。

BYtviC0CcAAPgwJ最近仕事で原宿近辺に行くことが多いのですが、原宿と言えばクレープですよね。
とにかくあまーい。
私の原宿のイメージはそれこそあの甘いにおいです。

そんなクレープの元になったのは、ガレット。
このガレットはおフランスご出身。
パリの西約400kmのブルターニュ地方が地元です。
このブルターニュ地方は雨が多く小麦が育ち辛いため、そばを主食としておりました。
昔はおかゆにしたりして食べていたのですが、ある日このおかゆが焼けた石の上に落ちるという奇跡が起きます。
「おやおや、なんだか香ばしくておいしそうじゃないか」
シルバニアファミリーに出てきそうなおばちゃんがそんな言葉とともに食べ始めたであろう料理が、
何を隠そうガレットです。
「ガレ」とはフランス語で小石を意味し、つまりは焼くための石のことですね。

その後、これまたたまたまこの地方を訪れたクイーンアンヌがこのガレットを気に入り、宮廷料理に入れました。
その時にそば粉から小麦粉へと原料が変わったと伝えられております(伝説)。

ちなみにクレープとは「縮れた」という意味を持ちます。
これはクレープを焼いたときの縮れ模様の焦げ目を形容したものです。

そんなクレープが日本を訪問するのは昭和52年。
原宿にクレープ専門店第一号店が出来ました。
流行の発信地となるのに一役買ったかは不明ですが、
最初にお店が出来た土地であるために原宿にはクレープ文化が根強く残っているんですねぇ。

ではまた。

こんな飯は?