世界のお寿司事情。メキシコ人が自慢げに「日本食レストランに行ったことがあるよ。あのバナナロールは最高だね」と言ってきた。

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無形文化遺産に選ばれた日本食は海外でも高い評価を受けています。
その中でも、海外に渡ってから歴史も長く、絶大な人気を誇る食べ物が「お寿司」です。
お寿司は、世界各地で愛されていて、その国ならではのオリジナル寿司がたくさんあります。
中には、その国のオリジナル寿司なのに、日本発祥の「純日本食」で日本でも当然愛されていると信じている人もたくさんいます。

その中で、有名なのが、「カリフォルニアロール」です。
「カリフォルニアロール」はアボカドを巻き寿司に入れたアメリカで考案された食べ物です。
今は、日本国内でも食べることが出来ると聞きますが、私は日本国内で「カリフォルニアロール」を見たことがありません。

北米のおすし屋さんはたくさん行きましたが、どのお店にも「カリフォルニアロール」は存在し、巻き寿司の定番です。
おそらく日本の感覚で考えると「かっぱ巻き」のような存在です。
北米の人たちに、「カリフォルニアロール」は日本では定番ではないし、知らない人が多いこと伝えると、いつも驚かれます。

メキシコ人が自慢げに「日本食レストランに行ったことがあるよ。あのバナナロールは最高だね」と言われたことがあります。 
(海外では、巻き寿司のことを「○○ロール」と言います)

私はとても驚いて、どういうお寿司なのかたずねると、海苔の上に寿司飯を敷き、その上にバナナを載せて巻く。
出来上がったバナナロールはしょうゆにつけて食べると言われました。
日本には絶対ない食べ方で日本食ではないことを伝えると、とても驚いていました。
この「バナナロール」メキシコに行った時に食べてみました。バナナは、黄色いバナナでは無く、
まだ青い状態のバナナを使っているようで、想像よりずっとおいしく頂きました。
世界には、まだまだたくさんのオリジナル寿司が存在し、色々調べてみると面白いと思います。

こんな飯は?