ハラミの名の由来。北海道では、ハラミはサガリという名で呼ばれています。

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今や焼き肉の定番となったハラミ。
とーってもおいしいので、焼き肉屋さんにいくと必ず頼んでしまいます。
脂が乗っているのに決してしつこくなく、柔らかいお肉、ハラミ。
焼きすぎないように半分レアな焼き具合でタレをつけて口に頬張れば、思わず笑顔がこぼれてしまうおいしさです。
うーん、最高ですね。

ところでこのハラミ、どこのお肉かご存知ですか?
今や大人気となっているのでご存知の方も多いかもしれませんね。
はい、横隔膜です。
横隔膜という部位なので、どこから見てもお肉な感じなのに、内臓肉に分類されることもあるそうです。
横隔膜は呼吸をするたびに動く筋肉。
あの絶妙な脂ののり具合、そして柔らかさは、動きのある部位だからこそなのかもしれません。

ハラミが焼き肉屋さんの定番になったのは、意外と最近。
ここ10年ほどでしょうか。
ちなみにこのハラミ、道産子にとっては長年なじみのあるお肉であり、なじみのない聞き慣れない肉です。
どういうことかというと、北海道では、ハラミはサガリという名で呼ばれていて、
かなり昔から焼き肉の定番として人気があるお肉だったんです。

ハラミの名の由来は、その名の通り腹の身(肉)ということから。
そしてサガリの名の由来は、お腹の部分に下がっている部位(横隔膜)ということからです。
ですから、東京などで焼き肉屋に道民が行くと、大好きなサガリがないのに衝撃を受け、
そしてハラミという名の謎の肉に疑問を抱き、
サガリは道外ではハラミと呼ばれるという事実に再び衝撃を受けることになります。

でも、呼ばれ方は違ってもおいしいお肉には変わりない。
やっぱり、ハラミは最高です。

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