ガトーショコラ。
それはフランスのお菓子。
このお菓子にも長い歴史があるということ、ご存知ですか?
ガトーショコラはフランスの伝統のあるお菓子で、
日本で言えばお団子やまんじゅうのようなもの。
ガトーは焼き菓子の意味であり、つまりはチョコレートの焼き菓子。
そう、日本人が良く口にするあのガトーショコラだけがガトーショコラではないんです。
だからオペラというケーキも、広い意味で言えばガトーショコラに入ります(生地焼いてます)。
そんなフランスでチョコレートケーキが食べられ始めたのは1700年代。
今もそうですが、チョコレートの原料であるカカオはアフリカの飲み物。
そう、カカオは元々飲み物なんです。
で、1500年代にヨーロッパに伝えられた後も、200年近くは主に飲み物や飲み薬として親しまれていました。
1700年代に食べられ始めたと言いましたが、
この頃の記録がなんとしっかりと残っております。
最も古いレシピはチョコレートトルテ。
その後、その風味をお菓子に活かす事が広まり、
世界中で様々なチョコレートケーキが編み出されていきます。
ところで、原料のカカオ。
アフリカではBC2000年頃から育てられていたと言われています。
また、ヨーロッパに伝わる前は貨幣として流通していたそう。
これはチーズなどとも似ていますね。
何はともあれ最初はガトーショコラも受け入れられづらいものだったかもしれません。
その時代と価値観でモノ自体の価値と使われ方は常に変わるもの。
もしや今目の前にある新しいモノは、いつかスタンダードになるかも。
10年後は?50年後は?
そう考えると人生死ぬまで楽しめる気がします。
ではまた。
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