お酢。
それは酢酸を5%程度に水で薄めたもの。
ということでお酢は酸性なのですが、
この酸性のおかげで消臭効果が得られるのをご存知でしょうか。
特に効くのはおさかなさん。
これは、魚のあの嫌な臭いの原因がアミンというアルカリ性の物質だからです。
酸がアルカリに作用して別の臭いの無い物質に変えてくれる。
いわゆる中和をしてくれるんですね。
ちなみに魚は釣上げられて息絶えた後、
動物の肉と比べ格段に早く腐敗(分解)が進みます。
よって、運搬している間に腐敗が進むため、
冷凍するしか腐敗をストップさせる方法はありません。
ただ、冷凍させると水分は氷になって形が定まってしまいます。
そうすると元の細胞構造が壊されてしまい、
溶かした時には元の触感とは全然違うことになるんですね。
新鮮なのが一番、という理由はここにあります。
この酢、陸上動物のお肉に対してはそのお肉を柔らかくする効果がございます。
これは動物性タンパク質を溶かす効果があるからです。
そんな魚も生きてれば臭いはほぼありません。
ゆったりと水の中を泳ぐあの姿は見ているだけで癒されます。
堂本剛は別名(エンドリケリー的な)で活動してましたが、あれも魚の名前で、40匹飼っていたこともあるそうな。
ま、難しい話はアレなのでさっさと食べ物の話へ(笑)。
今回は魚のにおいも消し去ってくれる酢の中でも米で作られる酢=黒酢を使った、
おいしい酢豚の作り方のご紹介です!
豚ロース 250g
たまねぎ 1/2
しおこしょう
片栗粉
黒酢 大6
さけ 大2
ケチャップ 大1/2
砂糖 大2
しょうゆ 大1
■豚ロースは歯ごたえを残すために大きめにカットし、上からしおこしょうをかけ、たまねぎはくし切りにカットする。
■黒酢~しょうゆを混ぜたら鍋に入れ弱火にかけて、半分くらいになるまでゆっくり煮詰める。
■豚ロースを片栗粉につけたら、200℃に熱しておいた油に投入し、揚げきる手前で油から出したら、たまねぎをそのまま揚げて同様に揚げきらないうちに出す。
■揚がった豚ロース、たまねぎをフライパンで炒めながら煮詰めた調味料を入れ、良くからめたら完成!
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