郷に入っては郷に従えと言うことわざがありますが、アメリカに住む私にとっては、食生活もまさにそれなのです。
当然のことながら、日本にあってもアメリカにはないものが沢山あるのですが、その中でいかに美味しく食べるかは毎日の課題です。
そこで今回は、意外な食材の意外な食べ方をご紹介したいと思います。
ビーツ
ボルシチには欠かせないビーツですが、その硬さから、あまり生で食べる事はなく、煮たり、蒸したりがするのが主流ですが、それも飽きてきて、何か無いかと思って浮かんだのが、味噌漬けでした。買ってきたばかりのビーツを1センチ位の厚さに切り、お味噌に漬けて1日でビーツのお新香が出来ます。鮮やかな赤色は残したまま、ちょっと奈良漬に近いビーツは、白いご飯によく合います。
ズッキーニ
ズッキーニはきゅうりと似ていますが、きゅうりのようなみずみずしさが無いので、これもまた生で食べる事はない野菜です。
でも旬のズッキーニを火を通さず、栄養価を保ちたいと思ってたどり着いたのが、ズッキーニのカルパッチョです。
ピーラーで薄くスライスしたズッキーニを適量のオリーブオイルとレモン汁と岩塩をあわせ30分以上置き、そして仕上げにミントを散らすだけです。これにホタテ等を加えると、バルに出てきそうなお料理になります。
ひよこ豆
アメリカでもお味噌は売っているのですが、ある日味噌作りクラスを受け、どんな豆でもお味噌が作れることを知りました。
そこで私が選んだのが、ひよこ豆です。
必要な材料は、豆と麹と塩だけ。3ヶ月と若干時間はかかるものの、無添加の自家製味噌が出来ます。ひよこ豆は、他の豆よりちょっと食べ応えがあるので、ベジタリアンの人も好んで食べますが、お味噌にするとまた格別です。
いかがでしたでしょうか?
私がもし日本に住んでいたら、絶対思いつかない意外な食材の意外な食べ方ですが、どれも自信を持ってお勧め出来るものばかりです。是非試して見て下さい。
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