子供の頃、日曜日の朝ごはんはホットケーキだった。
休みの日にしか口にできないホットケーキは私にとって、とても楽しみな食事であった。
粉に卵と牛乳を入れて混ぜ、フライパンにバターを落として、そこで焼き上げたふっくらホットケーキはいつ食べても絶品で幸せな気分になれる食べ物であった。
成長するにつれて、知恵もつき、何か混ぜてみたいと思った。雑誌のレシピにリンゴを櫛切りにして、それをバターでソテーして上から生地を流して焼くというのが出ており、さっそくためしてみた。
それを初めて作って食べた時の感動は今でも忘れられない。それまで食べていたホットケーキでもずいぶん美味しいと思っていたわけだが、フワフワ感が増し、りんごとのハーモニーも絶妙でそれ以降、ホットケーキといえば、りんご入りにしたものだった。
それが一般的であったかどうかは謎だが、大人になった今でも時々作って食べている。ちまたでパンケーキが流行してもわたしは断然ホットケーキ派なのは、幼いころから食べ親しんだあの懐かしい味の記憶のせいだと思われる。
誰にも忘れられない、思い出の味、今でも大切にしているレシピがあることだろう。機会があれば大切な人にも食べてもらいたいと思う今日この頃である。
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