皆さん『重ね煮』って聞いたことありますか??
マクロビオティックの小川法慶先生という方が考案された料理方なんですが
私はそのお弟子さんの船越康弘さんの講演なので知りました。
重ね煮がどんなものかと言いますと
お鍋に切ったお野菜を層になるように重ねていき、お野菜とほんのすこしのお塩で作ります
【材料】
お野菜と少しの自然の塩だけです。
【作り方】
お鍋にある法則通りに順番に重ねながら入れていくことによって、
それぞれの野菜が持つ性質(葉野菜・根野菜など)をお鍋の中で対流させ、調和させて甘みを引き出すみたいです
野菜同士が仲良くしやすいように、パワーが入るように重ねる順番が決まっています。
その順番と言いますと
鍋の底から
海藻類
きのこ類
果菜類:なす・トマトなど
葉野菜:キャベツ・白菜・白ネギ
イモ類:ジャガイモ・サツマイモ・かぼちゃ
根野菜:玉ねぎ・にんじん・ごぼう
こんな風に順番に重ねていきます
これにもちゃんと理由があって
弱火でじっくりと火を入れていくのですが
熱を加えていくと
下に根を伸ばす野菜(根野菜・イモ類)などは下に伸びるので下にエネルギーが動きます
そして、上に伸びる葉野菜などは上に伸びる力があるので上にエネルギーを動かします
それを反対に重ねていくことで
お鍋の中心にエネルギー(お野菜がもともと持ってる力)が凝縮されるとのことです
これによって野菜がうまく調和して美味しくなるんです
そして、お野菜は皮はそのままで使います。
皮にこそたくさんの栄養があるみたいですね
塩は、お野菜の甘みを引き立たせるためだけのものです。
そして、何より調理する時のポイントとして
①お野菜さんに対して感謝すること
自分が野菜の気持ちになって考えてみて下さい。
食べられるのは分かっていますが
1.いやな顔されてなんでこんなん食べなあかんねんみたいな感じで食べられる
2.ありがとうあなたのおかげで健康に笑顔で生きることが出来るわって感謝されながら食べられる
どっちがいいですか??
もちろん『2』ですよね。すべての食材に感謝しながら料理することみたいです
②楽しい気分で調理すること
その時の気分や気持ちが料理に入り込むみたいです
食べる人の笑顔幸せを願いながら作ると美味しい料理が出来るみたいです
隠し味は愛情っていうのは本当みたいですね。
もっと詳しく知りたい方は
船越康弘先生が本も出されていますので参考にしてみてください
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