外はサクサク、中はジューシー。
トンカツは日本における洋食の代表です。
そんなトンカツは明治時代に登場しました。
それまではカツレツと言えば牛肉を使っていましたが、
銀座の名店「煉瓦亭」が初めて豚肉を使ってカツレツを作り、
これが大ヒット。
大量の油で揚げる作り方や、生の千切りキャベツをそえたのもここが始まりだそう。
ちなみにこの煉瓦亭、いまだに健在です。
銀座三丁目の横丁にて、今日も老若男女の胃袋を満たし続けています。
ところで、トンカツとカツレツでは厳密に言えば作り方が違います。
トンカツなどの揚げ物はパン粉をつけて大量の油で揚げますが、
カツレツは炒め揚げと言える程、油の量は少ないです。
その語源も「Cotelett(コートレット)」であり、外国の料理なのです。
ということで、本日は豚肉の中でも特にジューシーなロース肉を使った、
トンカツの作り方のご紹介です。
はちみつを使って、やわらかジューシーに仕上げました!
豚肉(ロース) 300g(2枚)
小麦粉 大さじ1
たまご 1個
パン粉 300g
塩こしょう 適量
はちみつ 適量
サラダ油 大さじ1
キャベツ 適量
■豚肉を2枚に切り(カットされているものでもOK)、肉の1cm内側に軽く切り込みを入れる。
■さらに筋を切り、包丁の背中の部分を使用して肉全体を叩いて柔らかくする。
■全体に塩こしょうしたあと、両面にまんべんなく蜂蜜塗っておく。
■油を175℃に加熱しておく間にキャベツを千切りにし、水に浸しておく。
■肉を小麦粉、たまご、パン粉の順にくぐらせ、ゆっくりと油に入れてかりっとキツネ色になるまで揚げる。
■揚げたカツは2cm幅にきり、千切りしたキャベツをのせたお皿にトンカツをおいて完成!
+油の温度は175℃で!中はジューシー、外はカリッと揚がります。
こんな飯は?
問題です。
なすは野菜でしょうか、果物でしょうか?
そうです、野菜です。
これは簡単ですね。
ではいちごは?
どちらでしょう。
答えは野菜です。
うーん・・いちごって野菜なのか・・。
そんなみなさまは野菜と果物の違いをご存知でしょうか?
こんな時は定義大好き、お役所に聞けばわかるはず。
野菜や果物ですから管轄は農水省ですね。
どーなんですか?農水省さん!
農:「はっきりしていません」
・・・
えええ!?
農水省さん!はっきりして!
と言っても無理な話。
野菜と果物の違いって、
様々な場面で色々な区別の仕方があって一通りじゃない。
そうなんです。つまり、全ての場面で通用するルールが無い。
例えば生産分野だといちごは野菜ですが、市場などでは果物として扱われます。
しかもこれらは国内ルールだから、世界になると正確な分類とか絶対無理。
まぁ、だから、おかずになるものは野菜、デザートになるものは果物的な、
至極一般的な分け方で全然かまわないわけですね。
ですので、そんな事は気にしないよう、ナスを使ってさっぱり料理を。
ナスって実はすかすかなんですが、このおかげで揚げ浸しにするとダシをすって美味しくなる。
じゅんじゅわーな揚げ浸しの作り方をご紹介します!
ナス 2本
ピーマン 2個
めんつゆ(濃縮3倍) 大4
水 3/4カップ
みりん 大1強
お酢 大1弱
サラダ油 適量
■ナスは洗って大きめの一口大に切り、皮には切り込みを入れておく。
■ピーマンも洗って種を取り、縦方向へ食べやすい大きさに切る。
■サラダ油を170℃程度に加熱したらナスは皮を下にして入れ、反転させて全体に火を通す。
■ピーマンも同様に揚げたらどちらも良く油をきっておく。
■めんつゆ~お酢を混ぜ、鍋に入れたら一煮立ちさせ冷ます。
■温かいうちにナスとピーマンをタッパーにしきつめ、タレを上からかけて冷蔵庫で適当に冷やしたら完成!
+しっかりと煮立たせることでお酢の角が取れます!
こんな飯は?
かき揚げは日本料理です。
案外和食にも日本以外が発祥であるものが多いので念のため。
ちなみにかき揚げの名前の由来は、かき混ぜて揚げるからだそう。
そのままですね。
かき揚げの元である天ぷらは、それこそ外来です。
洋食屋でたまに出てくるフリッターがその由来。
ちなみに昔々の奈良時代にも揚げ物はありましたが、
その時は米粉を周りにつけて揚げていたため、
大分味は異なるようです。
たまには大きな海老の天ぷらが食べたいところですが、
手軽にできるかき揚げのコストパフォーマンスに勝ることは、
誕生日でもなけりゃ中々難しい。
ということで、今回は自宅で簡単にできる海鮮かき揚げレシピをご紹介!
手元に海鮮タネが無ければ、シーフードミックスでもOKです!
えび 100g
いか 50g
ほたて貝柱 30g
(シーフードミックスでも可)
たまねぎ 1個
天ぷら粉 100g
水 75ml
揚げ油 適量
しょうゆ 大2
みりん 大1
砂糖(上白糖) 大1
ほんだし 少々
ごま油 適量
水 大3
ご飯
■えび、いか、貝柱を適当な大きさに切り、水分をよく拭いておく(細かい方が調理はし易い)。
■たまねぎは半分にして繊維方向に適度な厚さの薄切りにし、更に繊維と垂直に3等分する。
■しょうゆ~水を小鍋で煮詰めてタレを作っておく。
■ボールに天ぷら粉を入れておき、調理したものを全て入れて混ぜ、粉をよくつけておく。
■水50mlをボールの周りから回しいれ良く混ぜ、粉っぽさが残るようなら残りの水を入れて調整する。
■5~6cm程度の円形に分けておく(10等分程度)。
■揚げ油は親指がすっぽり入るくらいまで注ぎ、170℃にしておく。
■先ほどのタネを少し平たくしおたまにのせて油へ入れ、表1分、裏1分ずつ揚げる。
■周囲が固くなったらあげて良く油をきり、ご飯に盛ってタレを掛けたら完成!
+かき揚げは決していじらないこと!
こんな飯は?
バナエイエビ。
一時前に某プリンスホテルが偽装してしまった事により一躍有名になったえびの種類です。
被害者たる芝えびと見分けるのは素人では難しい様子。
芝えびとはクルマエビ科に分類される中型のエビであり、安価なものをバナエイエビというそう。
ってやっぱりそれじゃ見分けつかないじゃん・・。
芝えびは結構高いので、値段で見分けるのがベストかもしれません。
そんな芝エビ、昔は東京湾でも取れたため、「芝」という冠名がついています。
現在の主な産地は九州の有明海。
寿命は短く1年足らずと超短命。
短い命の間に旬は一度きり。
産卵期の10月〜3、4月が芝えびを一番おいしく食べられる時期です。
ということで、そんな時期に芝えびを手に入れたときのために。
芝えびの唐揚げのレシピをご紹介!
芝えび 15匹
酒 大1
しお 適量
片栗粉 小1
薄力粉 大1
唐揚げ粉 小1
サラダ油
■芝えびは流水でよく洗い、背ワタと長いひげ、頭部の角と尻尾の硬い三角形の部分を取る。
■すべてすんだらクッキングペーパーで水分をよく拭き、全体に酒をまぶして良くまぜしばらく放置。
■片栗粉〜唐揚粉をビニールに入れてよくあわせ、えびを加えてよく振って全体に粉をからませる。
■サラダ油を175度に熱し、先ほどのえびを入れてきつね色になったらよく油を切りしおを振って完成!
+唐揚げ粉だけだと味が薄いのでしおで調整して!
こんな飯は?
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