家では手軽に食べる湯豆腐ですが、外で頂くと何故か高級料理。南禅寺と言えば、「順正」の湯豆腐会席。

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冬になると、家でも外でも、湯豆腐を食べる機会が、ぐーっと増えます。
家で自分で用意するのも、湯豆腐だと簡単で楽なんですよね。
こんぶでダシをとり、そこに豆腐を入れるのが基本形。

気分によって、また、作る人によって、白菜などの野菜が入ったり、たまに鶏肉。
もはや湯豆腐でなく、単なる水炊きでは?という気がしなくはないですが。
体調を悪くして、食欲がなくても、湯豆腐だと、完食出来てしまうのが、この料理の凄い所だなと、いつも思います。

家では手軽に食べる湯豆腐ですが、外で頂くと、何故か高級料理になってしまう事が多いですね。
高校3年生の時、遠足で嵐山に行きました。

担任の先生が、おすすめの店として挙げたのが、湯豆腐会席が頂ける料亭。
高校生にすすめる店ではないと、今なら思うのですが、当時は、そんな分別がないので、おいしいもの好きグループで、店まで足を運びました。
入口に到着し、そこに置かれていた値段。
「2980円」。
18歳の小娘には、かなりの高級料理に思え、みんなで打ちひしがれて、引き返した思い出があります。

年を重ね、2980円が、「かなりの高級料理」ではなく、「ちょっと贅沢な料理」となった頃。
京都の南禅寺に、友人と紅葉を見に行きました。
南禅寺と言えば、「順正」が有名ですね。

少し寒かったし、京都ならでは、というお店に行きたかったので、お伺いしました。
注文したのは、確か1人5000円の湯豆腐会席。
まぁ湯豆腐だし、そんなに大した量じゃないよねと、友人と話をしながら、てんぷらや田楽をぱくぱく食べながら、メインの湯豆腐が登場するのを待っていました。
そんな私達の目の前に置かれた鍋の中。
豆腐がどーん。

見た瞬間、2人揃って、その量に衝撃を受け、倒れそうになりました。
注文した事実には間違いがないので、腹を括って食べ始めましたが、食べても食べても減らない湯豆腐。
友達が途中でギブアップしてしまい、私も最後は、ため息をつきながら、それでも完食。
その後に登場したご飯もの、汁物、デザートは、どうやって食べ切ったのか、思い出せません。

どちらかと言えば、胃腸に優しい料理と思っていた湯豆腐に、見事に裏切られた日でした。
でも、やっぱり毎年食べますね。
なんだかんだ言って、湯豆腐好きかもしれません。

こんな飯は?