人の心も温める。優しい鮭入り粕汁の作り方。

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かす。
それは人をバカにする言葉。
かす。
[名]
1 液体をこしたあとに残ったり、液体を入れた容器の底に沈殿したりしたもの。おり。
2 よい所、必要な部分を取り去ったあとの残り。
3 役に立たないつまらないもの。
料理でいえば美味しくない部分。

酒粕は日本酒を作るときに出来る残り物、つまりかすです。
でもこれは日本酒を主体とした観点で言っているので、
現在のかすがもう少し人間の口に合うものであったのなら、
もしかしたら日本酒が「かす」と呼ばれていたかもしれません。

日本酒の副産物なだけあって、酒粕の歴史の長さは日本酒と同等。
ただ、酒粕は食料ではなく、しおと同じ様に保存用の添加物として使用されていました。
今では様々な保存方法があるためにメジャーな手法ではありませんが、
より自然に近い保存調理法だと言えます。

本日はそんな酒粕を使った、カラダあったまる鮭の粕汁のレシピをご紹介!

ingredients
鮭 一切れ
絹どうふ 半丁
はくさい 1/2枚
だいこん 2cm
にんじん 1/4本
こんにゃく 1/4個
ごぼう 3cm
酒粕 小1
みそ 小1
だし汁 1/2カップ
きざみねぎ 適量

3min
■鮭はピンセットで骨をぬき、とうふ、はくさい、だいこん、にんじん、こんにゃく、ごぼうを適当な大きさに切っておく。
■大きめの鍋にだし汁を入れ、固い野菜(だいこん、にんじん、ごぼう)を入れて火を通し、鮭ととうふを入れて煮込む。
■最後にはくさいとこんにゃくを入れ、くつくつしたら酒粕をこしながら溶かし、更にみそを加えたら、最後にねぎをのせて完成!

tips
+薄味しあげなので、味はしおなどで調整してください!

こんな飯は?